三体見終わった

2週間ちょっとかかったんだけど、いや、実際には3週間かな。
でもそんなに短いわけがないよなと考えると1ヶ月くらいかなと思ったんだけど、Netflix版を観たのがNetflix版が配信されてからに決まっているので、たぶん15日くらいで中国版?と言えば良いのか、テンセント版と言えば良いのかわからんが、それと、Netflix版と両方を観た。

Netflix版はさっさと見たんだけど、昔読んだ時の記憶があまりにも呼び起こされなかったというか、カウントダウンのシーンてカメラがどうのこうのじゃなかったっけ?と思ったり、ドラマを観ている間に自分の記憶を疑う事が多かった。
要するに、自分を信じられなくなるってわけだ。なので、Netflix版を観た後に自分の記憶を信じられなくなった。
記憶が信じられなくなると、現実も信じられなくなるから鏡に向かって話し掛けたりもしてしまうだろう。そしたら同じ動きをするので、真似するな!と怒ってしまう。それが朝から晩まで続いて、気付けば一日が終わってしまう。
一日が終わらないように、小さな鏡を持って、電車の中で鏡の中の奴と話すようにした方が、時間は節約になるだろう。
毎年、春になるとそうゆう奴ばっかりになる。

あとは低位舌。低位舌の人がなんだか昔から苦手である。これは単純に自分のトラウマだと思う。このトラウマは解消されないので、低位舌の方を見ると凄く気分が悪くなる。
何故月額払って、気分を悪くしなければならないのか!と、怒っているやつもいる。
それは自分である。

幼稚園の時に目が合うだけで殴ってくるやつも低位舌だったし、小学生の時に理科の実験に協力しつつも自我が崩壊していて、気持ち悪いなと思った方も低位舌だった。なんというか食事もラクダさんのように舌を動かすので汚い。
でも、本人も悩んでいる事だろうから直接それらの事柄を本人に伝えるわけにもいかず。
かと言って、ムーシールドや矯正、スラビチェックの名前を出すわけにもいかず。
とりあえず距離を置いて生きてきた。
つまりNetflixはもう観ないでいいやと思うた。
二部が作られようが、もう解約である。
記憶とは言えど、金を払った上でトラウマを呼び起こされてたまるか。

そんでもってその後に中国版を見始めた。

1話目から非常に良い。小説を読んでいた頃の記憶が呼び起こされるではないか。
こうなると電車の中で鏡に向かって、「お前は誰だ。何故いつも鏡の中にいるのだ。」と話す日々も終わる。
記憶も現実も戻って来たのである。

史強は育ちが悪そうでなかなか良い。
小説を読んでいた時も、この史強のイメージは、なんかアニメみたいで安っぽいなと思っていたんだわ。でもこんなもんでいいと思うし、エンターテイメントはこうゆうもんだ。

そしてなんか食べ方が汚いんだけど、中国の方はもれなく汚い気がする。
10年くらい前に英会話喫茶に通っていた頃、中国の方と仲良くなり、そこで中国語の発音を教えてもらった。その時本当に難しくて、違いが分からなかったのを憶えておる。
たぶん相当口の中が綺麗じゃないと、話せない言語なのだなと感じた。だから口に入れたものを飲み込んだ後、舌を使って口を綺麗にしないと食事中に話す事が難しいのだ。きっと。

それと何話目かに、娘の前で煙草は吸うな、と汪淼に注意される箇所があるんだけど。それまで一本も吸ってる描写がないという。
あれはやたらと不思議に思ったので調べてみたら、中国は煙草の描写に凄く厳しいらしい。
そんなのはどうでもいいからしっかりと原作と同じように作って欲しかった!!
あー!もったいない!!!

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