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【対話する】テキスパートが大事にする『取材のコツ』

こんにちは!テキスパートの今野(イマノ)です。

最近はSEOコラム記事やホワイトペーパー制作に加え、『取材記事』をご依頼いただくことも増えてきました。

取材記事と言っても目的や内容は様々です。

  • 自社商品を買ってくれたお客様に対する「お客様の声」インタビュー

  • 会社での働きがいを質問する採用インタビュー

  • 話題のテーマについて専門家に根掘り葉掘り聞く企画系インタビュー

などなど、テキスパートとしても様々な取材記事を制作させていただきました。

そこで今回は、テキスパートがあらゆる取材現場で意識している
『取材のコツ』
を3つに厳選してご紹介します。


取材のコツ①取材相手のことを徹底的に調べる

まずこれは常識です。

たとえば、取材の相手が企業の社長であれば、会社のホームページはもちろん、これまでのインタビュー記事や過去のSNS投稿などは一通り目を通しておきましょう。

特に取材を受けることが頻繁にある方ほど、過去のインタビューで散々聞かれた内容やSNSで普段発信しているようなことについて聞かれると、インタビュアーに対しての信頼感を失います。

「これ前のインタビュー記事で話したのにこの人読んでくれていないのかな」
「これ何回も話したんだけどな」
「この人、仕事でやっていて本当は自分に興味なんだろうな」

と、端的に言うと非常に「萎えて」しまうわけです。

取材相手のことは知り尽くした状態で当日に臨み、その人が過去に聞かれたことのない、新しい切り口での質問を心がけましょう。

「お、この人は自分のことをよく調べてくれているし、質問も鋭いな。」
そう思ってもらえれば、こちらに心を開いて、他では聞けないような話をしてくれるかもしれません。

ちなみに、相手のことを調べ尽くしたとしても、最初からそれをひけらかさないのも一つのテクニックです。

「◯◯◯◯年◯月◯日◯時の社長のツイートがすごく刺さりました!」
「昨日、◯◯に行かれていましたね!」
調べ尽くしたことをアピールし過ぎるとかえって「怖い」と思われ身構えさせてしまうことも。ミーハーっぽくならないようにしましょう。

会話の随所でさり気なくアピールするくらいが望ましいです。

取材のコツ②会話の脱線を恐れない

どんな取材でも、基本的に相手に質問することは予め決まっています。

質問リストを作り、取材日前に相手に送ることで答えを考えておいてもらうパターンもあります。

また、多くの場合取材時間は限られているので、「聞くべきことを漏れなく聞いてくる」ことは最低限果たさなければならないタスクです。

しかし、この「聞くべきことを聞く」を優先するあまり、一問一答を高速で繰り返すような取材では、取材相手はこちらに心を開いてくれません。事前に用意した答えを復唱するだけの、無機質で意味のない取材に終始することでしょう。

「仕事でやってる感」が出ると相手も心を開いてくれません。

取材もあくまでコミュニケーションです。

予め決められた質問を淡々と相手にぶつけるのではなく、時には相手の答えをさらに深ぼってみたり、時には相手の回答に関わる自分の実体験を話してみたりといった形で、良い意味での脱線を恐れず、会話を楽しみましょう。

相手に「これが取材であること」を忘れさせるくらい会話を楽しめると、思わぬ本音を引き出せるかもしれません。

取材のコツ③相手に合わせて話すスピードを調整する

心理学では「ペーシング」と呼ばれる技法です。

話すスピードが速い方にはこちらも速く、反対にゆっくり話す方に対してはこちらもゆっくりを意識して話します。

これにより、相手の警戒心が解かれ、より本音を引き出しやすくなります。

有名な方や大物とされる方に取材するときは、緊張してつい自分だけが早口になりがちですが、そこは慌てずあくまで「相手に合わせる」意識を持ちましょう。

いちばん大切なのは取材相手に信頼していもらうこと

相手に関する徹底的なリサーチや話すスピードの調整など、取材には事前準備やテクニックが求められる部分もありますが、何より大切なのは相手に信頼してもらうことです。

相手に心からの興味を持ち、コミュニケーションを楽しむ意識を持ちましょう。

取材記事の制作を検討されているようでしたら、ぜひ私たちテキスパートにお声がけください!


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