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さよなら2023年。

前の記事から少し経ちました。12月ももう少しで終わり、ということで、来年にむけて書いておこうと思います。
前にも書きましたが、この半年くらいのあいだにわたしは少し方向転換をしました。 亀山トリエンナーレへの出展が決まり、瀬戸内や中之条にも勉強しに行ったと書きましたが、その後も越後妻有大地の芸術祭へ訪れたり、講演を聴いたり展覧会に行ったり本を読んだりと勉強を進めています。

Leica M10-P thambar 90mm f2.2
越後妻有にて。秋。

地方の芸術祭は自然が豊かなところが多いので、それだけでも埼玉育ちの都民は圧倒されせられます。その土地土地に訪れるだけでも目的の半分は満たされたのではないかと思うほどです。あまりに自然が完璧すぎて、こりゃ人間なんかにできることなんてないな…と思ったりすらします。
写真を撮るマインドもまた変化したような気がします。正直に言えば、本当は生み出したいから生んでいる。ってそれだけなのだけれど。意義とか意味とか求められすぎな気もする。でもついて回るんだよなあ。写真界よりアート界はとくにそう。テーマとコンセプトは常に求められる。
この世界に踏み入れてから、まだ幼児みたいなものなので、アドバイスなど、人の話を聞きに行ったり会いに行ったりもしています。 でもやっぱり最終的には、どうして撮るのか、何を撮りたいのか、というところに回帰するなあという印象です。
できることとの融合、そして言語化が課題です。
たとえ作品が同じだったとしても、伝えられないといけない。

「クリスマスキャロル」
Leica M10-P thambar 90mm f2.2
2023 self portrait

わたしはいわゆる反骨精神みたいなものが薄く、一石を投じてやれ!みたいなパンク精神を持ち合わせていないようです。どうやっても革命タイプじゃない。尖ってるものの方がきっと見つけやすいだろうし、目立つとも思うのだが、むしろ逆のベクトルが強い。影響されないぞ!惑わされないぞ!という強い意志があると気づきました。最近は結構それこそにkeyがあるのでは?と考えています。
まあ実際はいろいろあるのだけれど、パンデミックの時、わたしの写真の穏やかさに癒されてました、との声をたくさんいただいたのも、それなんだと思います。何が起ころうと、戦争が起ころうと、生み出す世界に曇りは持ち込まない、という気持ちが強い。
わたしの平和は乱れさせないし、世界はやっぱり美しい、ということを伝えたい。
嫌いになったわけじゃないけど、街撮りをほとんどしなくなったのもそうで、直接自然(地球)からインプットして写し出す方がしっくりくる。光をそのまま込めたい。できれば見ているよりも美しく。
それから自分自身との対峙。これは永遠のテーマだなと思います。
亀山トリエンナーレへの具体的な計画書は3月までに提出なのですが、まだぐるぐると考えています。わたしにしかできなくて、ストーリー性のあるものを、どうやろうか…
あと3つくらい閃きたい。
来年は都内でもまた展示をやりたいと思っています。
4月には舞台もあります。(観にきて観にきて観にきて観にきて観にきて観にきて観にきて観にきて夢に見そう?)
やることいっぱいだな!!
どんな1年になるかな。
今年も今年でよくがんばりました。巡回展も今年だったか。おつかれ自分。生きたよ。
そしてこんなひっそりしすぎなキャラクターだけれど、来年はもう少し人に知られたい。そしたらきっともう少し、色々なことがうまく回るようになると思うんだよなあ。どしたらいいんだろな。これを見たら、まずシェアね!😉

ひっそりとまだ売るほどある写真集もステキなのでぜひ見てほしいです。M型ライカとオールドレンズでセルフポートレート、という先駆者なのだそう。たしかに!ひっそり走っています、💨
トートバッグや缶ケース、クリアファイルもありますぞ。
もちろん作品もご購入頂けます。

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さよなら2023年!

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