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【出張や学会だからこそ】アルムナイト&デイ③<同窓会は過去・現在・未来の器探し>

先日の投稿

では、出張先で知り合いと集まるばかりではなく、出張先の知り合いと集まろうと書かせていただきました。なぜなら話題は環境依存なので日常のメンバーとばかり集まっていては非日常の知識が手に入りにくいからです

大人になる≒幼児性を捨てる≒多様性を諦める?(勝手な仮説)

小学校、中学校、高校、大学と学生時代はずっと公立や国立でしたので、中学から高校、高校から(予備校を経て)大学の際にセレクションとなる入試を経てきました。そのたびごとにより属性の近い集団に収束してきております。そして医師になってからも眼科、そしてその中でも前眼部とどんどんDEEP DIVEを求められてきました。
つまり発散よりも収束することが医師の世界では求められてきた傾向があります。
総合診療や救急の先生のように広い分野を診ておられてる方も結局は総合診療や救急という収束をしております。これは悪いことでしょうか? 深い専門性を持つ医師がいなければ 患者さんを助けることができないのです。
A:他科からみた専門家:内科医から見た眼科医
B:同科からみた専門家:網膜のサブスペの先生から見た角膜をサブスペとする眼科医

例えばここに緑内障を専門とする眼科医がいるとします。
Aの状況ではこの眼科医は内科の先生から貴重な存在です。しかし、Bの状況ではこの先生は望まれていません。

しかし、この緑内障の先生が変化しているわけではないのです。あくまで環境依存で価値が決まっているのです

同じように、同じ人であっても放り込まれる環境によって価値が異なるのです。非日常という文脈ではやはり遠隔地の知り合いが新しい価値を自身に提供してくれる確率が上がりそうです。

アルムナイ(同窓生・卒業生)


アルムナイという言葉をお聞きになったことが有ると思います。これは学校や企業に所属したことがあるという過去の器が共通であるという意味と捉えることができます。
同窓会に集まると、ひとまずは過去の思い出話から始まるわけです。そして現在の環境や未来の目標が似ている人との会話が盛り上がるのです(未来の器で再集合)

同窓会


しかし、出張や学会時に頻繁に大規模な同窓会が都合よく開かれるでしょうか?まずは期待できないと思います。

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今日はここまで


*注意*


これはいつものメンバーと集まらない!ということを推奨しているわけでは有りません。あくまでそうでない会も一部必要だということを伝えたいのです。しかし、居住地ではそれが難しいので遠隔地(出張先や学会先)での一回の食事だけでも良いので、出張先の知り合いと食事会や飲み会や観光やイベントをしましょうということです。そのための仕組みを今作っているところです。

KINDLE活動の物置場



参考リンクまとめ


KINDLE出版

出張時や学会時に有志に会いたい



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