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Giving December に考えたい寄付のこと

海外旅行は好きですか?私は好きです。アメリカもブラジルも韓国もベトナムも、行った国ぜんぶ好き。

カンボジアやブラジル、インドなど途上国に行くこともあります。発展している地域もあって「途上国」ではなく「新興国」と呼ぶべきかもしれませんね。

歴史的な建造物、ハッとするような絶景、おいしい食べ物。魅力のたっぷりの異国に心が浮き立つ感覚。海外旅行って本当に楽しいと思います。

一方でこんなことはありませんか?

小さい子供が近づいてきてお金をねだってきたり、ポストカードや民芸品を売ろうとしてくる。

貧しい生活をする人が暮らす地域では、よくある光景かもしれません。私には何かできるんだろうと、そういった子供を見ると考えてしまいます。

世界には日本よりも貧しい国がたくさんあって、苦しい生活をしている人がたくさんいる。事実は認識しているけれど、どこか他人事で自分の生活とは切り離した「ドラマ」のようにとらえている。そして海外旅行から帰ったらいつの間にか普通の生活に戻って、異国で見た子供たちの姿は忘れてしまう。でも心のどこかで「私に何かできるのかな」て考えていたりはする。

数年前まで私はそんな人間。

でもあるNPO法人さんとの出会いがきっかけで、寄付という行為がとても身近になりました。

バングラデシュ等の途上国で映像技術を用いて教育支援に取り組むe-Educationさん。そして「子供が売られない世界」を目指し初期にはカンボジア、現在はインドで活動を行っているかものはしプロジェクトさんです。

団体との出会いについては別のnoteで書きたいなと思っていますが、現在はサポーター会員として、それぞれのNPO法人に毎月1,000円寄付しています。

NPO法人主催のチャリティーイベントや報告会に参加して感じるのは、寄付って良い社会を創るためにとっても重要だということ、また日本は寄付文化が海外よりも薄いということです。日本の寄付市場についてはこちらが参考になりました。

旅行先、日本から離れた土地で、貧困問題に直面しても「自分には何もできない」て思っている人もいるかもしれないです。私もそうでした。

そういった社会課題に向き合う団体はいくつもあります。日本には約5万団体ものNPO法人があり、国内外のさまざまな社会課題の解決に向けて活動している方がたくさんいるんです。

「寄付」することで、自分もより良い未来をつくる一員になれる。

今日、紹介したいのはGiving December 2019という、12月1日~12月31日を寄付月間として寄付活動を促進する活動。

寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。この寄付月間は、特定の団体への寄付をお願いするものではありません。一人ひとりがこの機会に寄付について考えたり、実際に寄付してみたり、寄付月間についてソーシャルメディアで広げたりすることや、寄付を受ける側が寄付者に感謝して、きちんと寄付の使い道を報告することが進むきっかけにしたいと考えています。

2015年から始まっている活動で、この1か月は著名人の方が呼びかけをしたりSNS等での発信やチャリティーイベントが頻繁に開催される期間です。

お金で寄付する以外にも参加方法はいろいろあるので、たくさんの人に知ってもらえたら、と思います。


1. イベントに参加する

参加費の一部がNPO法人に寄付されるチャリティーイベントに参加するというもの。不安であれば寄付月間HP経由で公式のイベントに申し込むのも良いですね。

例えば、ランニングが好きな方におすすめはしたいのはモニランさんです。12月だけではなく毎月開催されています。facebookページはこちら


2. アクションで寄付する

「いいね!」「シェア」などのアクションが寄付になるというもの。私がよくシェアするのは京都発チャリティーファッションブランドJAMMINさんの記事。毎週異なるNPO法人とコラボし、社会課題について配信、Tシャツなどチャリティーグッズの販売を行っています。


3. モノで寄付する

いらなくなったモノを寄付するもの。絵本はどこの国の子供にも喜ばれるそう。寄付先の国の言葉に翻訳されたテプラーを絵本に張る、というボランティア活動もあるみたいです。いつか参加したいなと思っています。

私は不用品の寄付はまだやったことがないのですが、ワールドギフトさんが一番知られているのかなという印象があり、今度いらないモノを寄付したいときはこちらを利用する予定です。


4. ソーシャルアプリactcoinをはじめる

寄付やイベントへの参加など、個人の社会貢献活動をブロックチェーン技術を使って見える化するactcoin(アクトコイン)というアプリです。このアプリを使うと、団体を検索して寄付できたり、イベントに参加できたりします。actcoinの運営に関わっている方が周りにいるので、別のnoteでも紹介したいです。

回し者ではありません。でも、とても素敵なサービスなので多くの方に知ってほしいなと思います。


寄付やボランティア、社会課題への取り組みって自分とは切り離して考えてしまいがち。どうしたら多くの人に寄付を身近なものとして感じられるかなと思いGiving December 2019を紹介してみました。今月も、というか今年も残り4日を残すところとなりましたが、12月が終わっても1年中、誰かがあなたの支援を必要としています。


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