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脱力系エッセイから学ぶ人生の楽しみ方 - 『あやうく一生懸命生きるところだった』を読んで

「仕事を選べる時代は終わりました。」 世間が慌ただしい中、転職について相談したエージェントさんに言われた言葉。確かに2019年ごろのような売り手市場は次いつ来るかわかりませんからね。 でも、こちらは勇気を出して動こうとしている最中なので、冷たい言い方をされた(ように受け取ってしまい)少し悲しいです。 そんな時、気分を変える本を読みたいなと、書店をフラフラしていて見つけたエッセイの紹介。 『あやうく一生懸命生きるところだった』 もっとのんびり生きていいんだよ、と言いた

    • 持続可能な未来のためのヒント~映画『できる-セ・ポシブル』を観て

      Zoomを使ったオンラインシネマで『できる-セ・ポシブル』という映画を観ました。 フランス人カップルが、ヒッチハイクをしながら日本各地のエコロジカルな暮らしを送る人々を訪ねる8カ月をまとめたドキュメンタリー映画。 この映画で紹介されるのはパーマカルチャーやゼロ・ウェイストの取り組み、エコを徹底したライフスタイル。 自分は社会の循環にどのように関わっているのだろうか、はたして貢献できているだろうか、理解できているだろうか、この映画を観ることで改めて考えさせられます。 A

      • WEBで世界を旅して気付いた"今ここにある幸せ" #SHEイベントレポ

        21世紀を生きる女性たちのレッスンクラブSHElikesによる特別企画【SHEメイトナイトONLINE】WEBで世界を旅しNIGHTに参加しました。 おうちで過ごす時間も増えた今、オンラインで「旅」について語り合い旅行気分を味わえる、旅好きのSHEメイトさんとも交流できる素敵なイベント。 旅の総合メディア「TABIPPO」さんとのコラボ企画でもあり、海外旅行に関する情報が得られそうだな、次の旅行の計画に役立ちそうだな、私の中にあったのはそんな気軽な気持ちでした。 しかし

        • 人にしかできない仕事ってなんだろう、と考え心理学を勉強した話

          AIに仕事を奪われるとか、これからの子どもは現存していない仕事に就くだろうとか。そんな話を聞くと、未来の私たちはどのように働いているのかなと考えてしまいます。 人を癒したり、励ましたり、心の浄化をお手伝いする仕事。これは人にしかできないことの一つだと思っていて、以前から心理学を学びたい気持ちがあった私。 スクールで心理学を学ぶ今年、NLPプラクティショナーという心理系の講座を修了しました。 NLPはアメリカで生まれた学問で、人気セラピストの心理療法を体系立ててまとめたも

        脱力系エッセイから学ぶ人生の楽しみ方 - 『あやうく一生懸命生きるところだった』を読んで

        • 持続可能な未来のためのヒント~映画『できる-セ・ポシブル』を観て

        • WEBで世界を旅して気付いた"今ここにある幸せ" #SHEイベントレポ

        • 人にしかできない仕事ってなんだろう、と考え心理学を勉強した話

          ピースジャーナリズムで希望を~soar代表 工藤瑞穂さんのお話

          もし自分や家族が障害を負ってしまったり、珍しい病気になってしまったら…… 病気かどうかはわからない、でも自分は人とこんなところが違うと思う…… 人が悩みや課題を抱えたとき、読むと前向きになれる、解決への糸口が見つかるメディアを運営する方のお話を紹介します。 2020年1月23日、LGBT・うつ・貧困、あらゆる困難を抱える人に向けたウェブメディア「soar(ソア)」を運営するNPO法人soar代表理事 工藤瑞穂さんの講演会に参加しました。 工藤瑞穂さん NPO法人soa

          ピースジャーナリズムで希望を~soar代表 工藤瑞穂さんのお話

          Forbes JAPAN副編集長から学ぶ、これからのキャリア論/ U-29 Career FESレポ

          U-29(ユニーク)とは、独創的な価値観を持つ29歳以下の若者をターゲットとしたコミュニティ。もうすぐ30歳を迎える私ですが、代表の西村さんとの出会いがきっかけでお世話になっています。昨年12月に開催されたU-29 Career FESは、Forbes JAPANの副編集長である谷本有香さんのトークイベント。 新卒で入社した企業が倒産、その後は経済キャスターという独自の肩書を作り出し、フリーランスとして活躍する谷本さんのキャリア論、人生観に関するお話を聞くことができました。

          Forbes JAPAN副編集長から学ぶ、これからのキャリア論/ U-29 Career FESレポ

          愛宕神社

          そろそろ初詣に行かないと。1月中の参拝も初詣と考えていい説もあるそうで、ちょっとホッとしています。 初詣ランキングは1位が明治神宮、2位は成田山新勝寺、3位は川崎大師となっているそう。(Wikipediaより) 確かに3箇所とも1度は行ったことがあるけど、今日は上のどれでもない私の好きな神社を紹介したいと思います。 虎ノ門ヒルズの目先にある、愛宕神社 日比谷線神谷町駅から徒歩5分の愛宕神社は、仕事の運気を上げる神さまとして有名。海外で働きたいという私の夢を叶えてくれまし

          愛宕神社

          家族のために“少年”として生きる少女の物語にふれて

          映画「THE Bread Winner」を観ました。YEBISU GARDEN CINEMAにて2019/12/20より公開中。映画の感想と、原作「生きのびるために」との違いや、映画が伝えようとするメッセージを考察してみました。 舞台は2001年、世界同時多発テロ直後のアフガニスタン首都カブール。女性は男性の同伴が無ければ外出が禁じられており、外では目以外の部分を覆い隠すブルカの着用が義務付けられ、買い物や勉強もさせてもらえない、理不尽な規制で縛られていました。 ストーリ

          家族のために“少年”として生きる少女の物語にふれて

          子どもが売られない世界をつくるNPOイベント「夜かも」に参加した話

          幼い子どもがだまされ、売られ、劣悪な環境で嫌な仕事をさせられる、 最悪の形態の児童労働といわれる「児童売春」 ちょっと暗いし重いなって感じますよね。 そのような暗い話題を話題にしたり、支援者の話を聞く機会はなかなかないかもしれません。私はあるNPO法人のサポーター会員をしていて、先月、児童売春に対し活動されている方のお話を聞く機会がありました。 「子どもが売られない世界をつくる」を目標としている認定NPO法人かものはしプロジェクトさんの寄付者限定イベント「夜かも」に参

          子どもが売られない世界をつくるNPOイベント「夜かも」に参加した話

          Giving December に考えたい寄付のこと

          海外旅行は好きですか?私は好きです。アメリカもブラジルも韓国もベトナムも、行った国ぜんぶ好き。 カンボジアやブラジル、インドなど途上国に行くこともあります。発展している地域もあって「途上国」ではなく「新興国」と呼ぶべきかもしれませんね。 歴史的な建造物、ハッとするような絶景、おいしい食べ物。魅力のたっぷりの異国に心が浮き立つ感覚。海外旅行って本当に楽しいと思います。 一方でこんなことはありませんか? 小さい子供が近づいてきてお金をねだってきたり、ポストカードや民芸品を

          Giving December に考えたい寄付のこと

          『こころ』の改革から

          このnoteは私の働き方改革をテーマとして、ライターコンペにエントリーしたときのものです。 働き方改革関連法2019年に施行された働き方改革関連法には、残業時間の「罰則付き上限規制」、5日間の「有給休暇取得」、「勤務間インターバル制度」の義務化などが示されています。 働く人々にとっては喜ばしいと思える反面、現状の仕組みのまま規制を加えることで本当に改革できるのかといった疑問も生まれているかもしれません。 国が働き方改革に舵を切った背景には、「少子高齢化による労働人口の減

          『こころ』の改革から