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【紅茶のミキシング】キーモン×ジャスミン

試してみたかったミキシングの記録を、残していきたいと思います。

◼︎ミキシングについて

まず、ミキシングの定義についておさらいしてみます。
「自分自身の好みに合わせて、いくつかの種類の違った紅茶を混ぜ合わせる」ことを「ティーミキシング Mixing」(混合)といいます。
専門家が行う「ティーブレンディング Blending」(配合)は目的も異なり、区別が必要になります。
(ブレンディングについては割愛します。)

上記の通り、ミキシングは素人が行うものなのですが、「市販の茶葉を混ぜ合わせて、さらに美味しく紅茶が飲めたら良いな」と、試してみたい気持ちがありました。

◼︎ミキシングした茶葉

今回混ぜ合わせた茶葉は、以下の2種です。
・Keemun(※1)
・Jasmine(※2)

私は元々紅茶の中でもキーモンが一番好きで、中国茶としてはジャスミンが好きです。
どちらも中国茶、且つ好きなものを合わせたいという思いもあり、今回試してみることにしました。

(※1)HOJYO庵「キーマンスペシャル」/中国
(※2)ルピシア「ジャスミンティー」/中国

◼︎感想

明るく春らしい水色で味も華やか

水色:
キーモンの橙色に、緑茶ベースのジャスミンが加わることで、より明るい色味になりました。

香り:
飲む直前、キーモンとジャスミンが合わさった花々しい香りがふわっと鼻腔に広がりました。
よりジャスミンの花の香りが強いです。

一般的にキーモンは「蘭の花のような香り」、ジャスミンは「花茶」と言われているように、どちらも花の香りが特徴だと思っています。
そして、2つを混ぜ合わせると、その花の香りがより一層強くなりました。

味:
渋みが少なく穏やかな味わいで、後味はキーモンのあの味(烏龍茶を飲んだ時のような、あれは何と表すのでしょうか…)と、僅かにジャスミンの緑茶っぽさも感じました。
今回使用したキーモン自体が、とても華やかであまりスモーキーではないもので、ジャスミンと合わさることでその華やかさがより強調されているようにも感じました。

ただ、個人的にキーモン強めの味わいに感じたので、次はもう少しジャスミンの割合を増やしてみたいと思います。
これは以前、ジャスミンアールグレイを飲んだ時も同じ感想を抱いたので、私の感じ方の問題かもしれません…
(追記:後日割合を変えて試したところ、ちょうど良い味わいになりました。)

シーン:
華やかで奥深い味わいで、紅茶だけで満足感があるので、食後のデザート代わりやおやつ代わりに良いかなと思いました。

もしお菓子を合わせるのならば、金平糖のような砂糖菓子やナッツなど。
砂糖菓子は、紅茶の華やかな味を引き立たせてくれ、ナッツはキーモンのスモーキーさとマッチする気がします。

◼︎まとめ

今回使用した茶葉

まず大好き同士のミキシングを試すことができて、そのままで飲んだ時とは違う、相乗効果によって、より華やかな味わいを感じることができました。

今回の目的も果たせて、想定の味わいも感じることができて、大満足です。
あと、産地が近い方が味も整いやすいとはこのことか、と実感もしました。

次回は別の産地のものを試してみます。

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