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音楽家が社会構造から抜け出す方法

まずミッキーマウス

まずカップルでディズニーランドに行ったと考えてください。ミッキーマウスに向かって

「おい!中にどんな人が入ってるの?」

と言う彼氏や彼女がいたらどう思いますか?

ヤバいですよね、だって、お金払ってまで「これが本物のミッキーマウスだ」と信じようとする1万人がいるわけですからね。

オリエンタルランドさんが作り上げている入場後に従うべき社会構造があるんですよね。これ「空気を読む」ってことですよね。

音楽家の生きる社会構造

私達音楽家は日本の社会構造に従って、つまり空気を読みながら活動しているわけです・・・これが、地獄へ一直線である理由です。

山本学

山本七平『空気の研究』をお読みになった音楽家はお気付きのはずです。100%アメリカ軍に撃沈させられること分かってたのに、高い金出して作った戦艦大和だから出陣しないと国民が許さないだろうなぁ〜ってことで3000人が亡くなったんですよ。911より多い数ですよ。テロよりも空気の力って大きいんですよ。この社会構造の中に私達はいるんですよ。

無視

無視すれば大丈夫です。社会がどう思うか、周りがどう捉えるかなんて関係ないと思えば大丈夫です。

100%全員に気に入られようとする=空気に流される

ってことですからね。

笑われる?

笑われるのが怖いですか? なぜ人は音楽家を見て笑うと思います?
これはベルクソンの『笑い』を読んでください。笑っている人を見て、「うっわ、こいつ恥ずかし・・・」と思いますよ。

YouTubeで階段から転げ落ちる外国人の動画を観て笑うことはできても、自分のおばあちゃんが階段から落ちたら笑えませんよね。

動画で笑えるのは「自分ならそんな馬鹿なことしない」という優越感と見下しで笑ってるんです。さらに自分でやってしまっていることを想定して、周りから笑われている恥ずかしさを隠す為に「たいしたことじゃない」とごまかすために笑っているんです。この状況を俯瞰したら笑えなくないですか?

音楽家の自分を笑っている人って、何に笑っていると思います?

まとめ

お金出してでも空気を読みたい時にだけ空気を読んで、それ以外は無視して、笑われたらその人の低知能を哀れむといいでしょう。

最後までお読み頂きありがとうございました

新刊書いておりますが、是非以下の書籍を「消化」してからお進みくださいませ。


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