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ACLグループリーグ第2節 BGパトゥム・ユナイテッド対ジョホール・ダルル・タクジム観戦記【ACL2023-2024】


まえがき

どうも、きーきあっです。
待ちに待ったアジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)も開幕!
タールアことポートFCサポーターの僕としては、タールアのプレーオフ敗退が悔しくて仕方ありませんが、それでもタイリーグの3クラブ、そしてJリーグの4クラブが観られる喜び。

そんなタイリーグ勢の開幕節の成績というと、ブリーラム・ユナイテッドとバンコク・ユナイテッドはホームで見事に勝利。BGパトゥム・ユナイテッドは残念ながらアウェイで蔚山現代に1-3と敗れてしまいました。

それでもトータルで2勝1敗とまずまずのスタートを切ったのではないでしょうか。
そこで迎えた第2節。唯一開幕戦で負けてしまったBGパトゥムを応援に行ってきました!

そんな訳で今回は、

ACLグループリーグ第2節 BGパトゥム・ユナイテッド対ジョホール・ダルル・タクジム

の観戦記です!

スタジアムへGO!

ということでBGパトゥムのホームスタジアム、BGスタジアムへと向かいました。
平日の仕事帰りですので見事に道路は混んでおりますが、それでもバイクだと渋滞をすり抜けられるので、キックオフ前には無事スタジアムに着きました。
なんて書くととてもスムーズにいった感じですが、物の見事に雨。大雨。
こんなこともあろうかと、レインコート&着替えを持ってきていたので濡れる覚悟でいたのですが、それでもやっぱり濡れると寒い。辛い。
そもそもBGパトゥムのサポーターでもないのに、平日の夕方に何してるんだろうと思いながら、スタジアムに着きました。

そんな気分で到着したBGスタジアム。あ、ACL用に言うならパトゥムターニー・スタジアムです。
BGは企業名なのでACLではパトゥムターニー・スタジアムと呼ぶのです。
一生懸命パトゥムターニー・スタジアムという名前で検索しても見つからないのでご注意を。

相変わらず変わった造りですが、個人的には好きなスタジアムです。

まだキックオフまで時間があったのと、小腹が空いたのでスタジアム前のスタグルが密集しているエリアへ。

この辺はソーセージや揚げ物、焼き鳥などの串焼き系。
ビールも売っているので、つまみにもいいですね。

反対側にはクイッティアオなどの食事系屋台が。
先ほどのスナック系は現金やQRでの支払いができますが、こちら側は事前に食券を買うシステム。
毎回これが面倒だなって思うんですよね。ビールとかドリンクも食券制です。

小腹どころか普通にお腹が空いたので、こちらのぶっかけ飯を食べました。
ガパオ・ムーサップ(豚ひき肉のバジル炒め)とムー・ガティアム(豚肉のニンニク炒め)載せご飯です。こちらで40バーツでした。
ご飯の量も多かったし、美味しかったし、これで40バーツは安い!

さて、お腹もいっぱいになったしそろそろスタジアムの中に入ろうかなと思ったところで、気になるものを発見。グッズの特設売り場です。

チャナティップのユニフォームかあ、欲しいなあと思ったのですが、サッカー観戦する度にユニフォームを買っている気がするし、まだシーズンも始まったばかりでこんなペースで買っちゃいけない、節約しなきゃと我慢します。

しかし、更に気になるものが。
なんと、この試合の限定グッズ。

これはずるいわー。これは買っちゃうって。
ということで、スカーフを購入。値段は390バーツでした。

これは仕方ない。いい買い物をしたと自分に言い聞かせたのですが、広げてみたらやっぱりかっこいい。うん、買ってよかった。

いざ、観戦!

さて、お腹も膨れいい買い物をしたところでスタジアムの中に入ります。
その前にチケットの購入方法ですが、BGパトゥムの試合はリーグ戦もACLも全てネットでの事前購入のみとなっています。

チケットの情報はクラブのFacebookページをチェックしましょう。https://www.facebook.com/BGPATHUMUNITED/

ACLのチケットはこちらのサイトで登録をした上で購入できます。
https://www.bgpuonlineshop.com/aclhome/?r=Ticket/LoginMember

当日はチケット購入画面のQRコードを入口で見せるだけ。
その際、腕にスタンプを押されそれをゲートで見せて入場します。

スタンドに入る前にコーラを買いました。値段は20バーツ。
これまたQRコードでの購入です。

今回はメインスタンド2階席のチケットを購入しました。値段は200バーツでした。
メインスタンド1階でも良かったのですが、前方の席は屋根がないため、全部が屋根で覆われている2階席を選びました。
雨季の観戦は屋根が大事。

こちらがその2階席からの眺め。

かなり傾斜があるので観やすいです。

こちらBGスタジアム名物のゴール裏スタンド。
前回、このスタンドの一番上から観戦したのですが、絶景でしたよ。
一度このスタンドから観戦してみてほしいです。
ただ、この日は閉鎖されていました。何故なら座席がないから。
ACLの試合は椅子がある席しか使えないんです。

一方こちらはアウェイ側スタンド。

ジョホールのサポーター。

さあ、両チームの選手が入場してきました。

こちらBGパトゥムの選手。
チャナティップ、ティーラシンがスタメン。
元ムアントンの2人がまさかBGでプレーするとは夢にも思いませんでした。

こちらアウェイのジョホールの選手。
ジョホールはなんとマレーシアリーグ10連覇中。
マレーシア国内では無敵を誇っており、またACLでも昨シーズンはグループリーグを突破するなど、実力を見せてます。

そんなジョホールにはタイリーグで長年プレーしたヘベルチが今シーズンから加入し、この日も先発出場していました。

さあ、キックオフです!

開始早々、BGに大チャンス。ジョホールの選手がペナルティエリアでファウルを犯し、VARの結果BGにPKが与えられます。

そのPKを5番ヴィクター・カルドソが決め、BGが幸先よく先制します。

しかし、すぐジョホールが同点に追いつきます。

更に逆転、追加点とジョホールが立て続けにゴールを決めます。

BGも1点を返しますが、終盤にダメ押しの4点目を決められ万事休す。
結局2-4の完敗。BGはまさかの開幕2連敗です。
一方ジョホールは1勝1敗と立て直しました。

試合の感想なぞ・・・

いやー、完敗でした。
先制した時にはいけるかなと思ったのですが、そこからジョホールが強さを発揮し、見事な逆転勝利でした。

ジョホールは各選手のフィジカルが強く、球際に強いです。
今風に言えばデュエルでことごとくBGの選手に勝ってました。

タイリーグでお馴染みのヘベルチも相変わらず独特のリズムのドリブルで、本当にイヤな選手です。
一時期タールアでもプレーしていたのですが、タールアの時だけ活躍しなかったんですよねー。他のチームではあんなに活躍したのに・・・・。

それはさておき、一方のBGですが守備陣が酷い。
タールアサポの僕が言うのもなんですが、ザルです。
球際の弱さもそうですけど、最終ラインの左を徹底的に狙われて、4点ともそこから崩されたんじゃないかなあ。
裏を取られた後に必死で追ってないように見えるくらい、スピード感もなかったし。

3シーズン前に優勝した時にはヴィクター・カルドソを含めでかくて強い外国人選手が最終ラインにいて、鉄壁の守りというイメージがあったのですが、この日はそのかけらもありませんでした。

まあ、今回のBGは2シーズン前のリーグ戦2位という枠で出ていて、昨シーズンは9位でしたから。それを考えるとこんなものなのかなあ。
そんな守備陣を攻撃陣がカバーすればって思うのですが、残念ながら攻撃陣も迫力がありませんでした。

チャナティップはまだ本調子じゃない感じがするし、チームの連携もまだしっかりできていません。
ティーラシンはというと、正直全盛期からだいぶ力は落ちている感があるんですよね。ボールも収まらないし。

更に不可解だったのが、今シーズンのエースといっていい、11番のセルゲイフがベンチスタートだったこと。更にリーグ戦1ゴール2アシストと同じく攻撃の柱である14番のアルバレスもベンチスタート。
2人とも後半から出場したので、怪我ってことはないはず。

もしかして、ジョホールをなめてかかった?余裕かました?

だとしたら、それはあまりに浅はかです。
そもそもこのグループはBGとジョホールの他に、川崎フロンターレと蔚山現代という、強豪クラブが揃い、死の組と呼ばれるくらい厳しい組み合わせ。
そんな中でBGからして一番実力が近いクラブがジョホールなはず。
だったら、ここはしっかり勝ち点3を取りにいかなくてはならないのでは?しかもホームの試合ですし。

ということで選手の温存も裏目に出て、開幕2連敗という最悪なスタートを切ってしまいました。
残り4試合、1敗もできないどころか4連勝しないとグループリーグ突破は厳しいと思われます。
ここからは開き直って頑張ってほしいです。

ちなみに次節は同じくホームで10/24(火)に川崎フロンターレと対戦します。
フロンターレといえばチャナティップの古巣。
チャナティップが大活躍して古巣に恩返し!なんてことを期待してます。
いや、本当に頼むよ、BG。

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!



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