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電子書籍の営業がかかってきた、そのお値段は?

最近、メディアに出ませんか?系の営業がよくくる。
ラジオ出演、電子書籍の出版など。

本業の方ではオウンドメディアを中心に活動しているので、
おそらく電子書籍にまあまあ詳しい人間だということを知らないで
アプローチしているのだろうけど、
とりあえずオファーかけてもらったものは、
勉強と思って聞いてみることにしている。

いろいろ突っ込んで聞くと、なかなかおもしろいし、
その費用対効果はあるのか?などを考える機会にもなるからだ。

前回、ラジオ出演しませんか?とオファーをかけて断ったが、
今回は、電子書籍。

注目の企業や経営者という括りで、
数十社の企業を紹介するというものだが、
ページ数6ページ、流通はAmazonだけということ、
また、紙でも一定数印刷するという内容だった。
しかも、なぜか掲載は1年だという。

すでに有名経営者の名前が数名あげられていたが、
私にとっては、費用対効果がそれほど望めないこと、
その分、他のメディアにかけたほうが
成果が上がることが見込めると思い、今回も断った。

あと、営業があまりにも調子が良すぎるのも気になってしまう。

もともと自社媒体に経営者の想いなどをヒアリング、
掲載(ここは無料)する代わりに
自社にあった媒体のオファーを聞いてほしいというもので、
1回話を聞いた。

が、結局ヒアリングはなく、
先ほど書いたラジオ出演の営業のみ
(ここは、先程の営業とは別の社員が行なう)。

とりあえずヒアリングに先立って記入した
アンケートらしきものが、そのまま掲載される始末。

そして、今回営業から連絡来たときの第一声が、
「先日、ヒアリングさせていただいて、
経営方針に大変感動していました。」っぽいことを言われたが、
こちらから話すことは全くなく、
一方的に向こうのオファーを聞いていただけだった。

昭和的な営業ってこんな感じのことを言うのかな~と思わせるものだった。

大企業ならこれくらいの金額出して、
とりあえず広告よりは見られる時間が長いから
っていう判断になるのだろうか・・・。
中小企業には、費用対効果は殆どないのではと思ってしまう。

ただ、電子書籍は、濃い見込みファンを作れる、
無料でリストを取れるという意味では、
かなり最強のツールだと思っている。

もちろん、どのように伝えていくのか、
想いを読者に表現するのかは大事だが、
ブランディングにもつながり、一度出版すれば、細かな作業は発生しない。

たった数ページの会社の案内を載せる電子書籍に、◯十万払うのであれば、しっかり作り込んだ電子書籍を1冊出版したほうがかなり安く上がるし、
執筆丸投げしてもこれよりは安い。
しかも、出版したら自分で降ろさない限り、販売できる。

金額が高いから影響が出るわけではない。
自分に合った媒体や広告費をかけることは大事だと思う。

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