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「タイム・ボックス」の創り方と運用の仕方 013

「タイム・ボックス」の創り方と運用の仕方
について、箇条書きのスタイルでお伝えしま
す。

「多忙」と「時間に追われている」は、全く
違います。

最大の違いは

「信頼」

という言葉で表すことができます。

自らの「多忙」な状態を面白がっている人の
内面には、

 「宇宙全体を信頼した」

 「ありがとう」

という二つの言葉があります。

ここでいう「宇宙全体」には、「自分」も含
まれています。

そして、「宇宙全体を信頼した」という完了
形の表現になっているのがポイントです。

自らの「多忙」を面白がっている人は、難局
においては、

 「宇宙全体を信頼した」

と心の中で言います。

そして、その難局を無事乗り切ったら、

 「ありがとう」

と心の中で言います。

一方、「時間に追われている」人は、この二
つの言葉を心の中で言う習慣がありません。

自らの「多忙」を面白がっている人は、「失
敗」をしたときにこそ、

 「宇宙全体を信頼した」

と心の中で言います。

そして、その「失敗」がきっかけで、何かに
気づくことができたり、何かを学ぶことがで
きたとき、

 「ありがとう」

と心の中で言います。

全ての人間にとって、「失敗」と「成功」は
常に同数です。

自らの「多忙」を面白がっている人は、「失
敗」したとしても、

 「メタワードとともに即実行」

というやり方で、やり直せばいい、というこ
とを知っています。

「失敗」して、「やり直す」ときには、余計
なコストや、余計な時間がかかりはしますが
それはそれで仕方がない、と捉えています。

「失敗」と「成功」は、常に同数なので、そ
ういったコストや、そういった時間というの
は、生きていくうえでは必要不可欠だからで
す。

「難局」においては、人間にとって、唯一で
きることは、「宇宙全体(自分を含む)を信
頼する」ことだけです。

「宇宙全体(自分を含む)を信頼する」とい
うのは、

 自らの内面に生じている
 「難局」を作り出している
 全ての「言葉」が
 早期に消えて無くなる

のを「本気」で願うということです。

「難局」とは、すなわち、自らの内面に生じ
ている「言葉」が作り出している現象(幻)
です。

その「言葉」が消えて無くなれば、自動的に
「難局」も消えて無くなります。

ですから、「難局」において「宇宙全体(自
分を含む)を信頼する」というのは、

 自らの内面に、「難局」すなわち、思考と
 感情の「偏り(かたより)」を作り出して
 いる全ての「言葉」が消えて無くなる流れ
 が、さらに加速すると、今ここにおいて、
 「本気」で信じること

なのです。

そして、幸いなことに、

 自らの内面に生じている
 「難局」を作り出している
 全ての「言葉」が
 早期に消えて無くなる

という願いは、必ず叶います。

これほどの幸福は、他には見当たりません。

それは、本当にありがたいことであり、思わ
ず、自然と、

 「ありがとう」

という言葉を発したくなります。

ということで、自らの「多忙」を面白がると
いうのは、誰にとっても、不可能なことでは
ありません。

「タイム・ボックス」を活用して、

 今日、行うことは、今日行う
 (明日の準備は今日しつつ)
 明日、行うことは、明日行う

ということを、シンプルに続けていけばいい
だけです。

そうすれば、「せっかち」も、「先のばし」
も、どちらの癖も、直していくことができま
すし、「大いなる(自然な)わたし」として
「淡々」と生きていくこともできます。

この続きは、次回お伝えします。

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