「タイム・ボックス」の創り方と運用の仕方 007
「タイム・ボックス」の創り方と運用の仕方
について、箇条書きのスタイルでお伝えしま
す。
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「タイム・ボックス」を創っていく、すなわ
ち、まずは、一週間の「ルーティン」を、そ
れぞれの曜日の各TBに記入していくという
作業は、いわゆる「身構えてやる」ようなこ
とではありません。
現在、自らが、「ルーティン」として積極的
に行っている作業をしたときに、その都度、
そのことに関する内容やコツや注意点を、ま
ずは、ささっとメモしておき、後で、「タイ
ム・ボックス」に正式に記入していきます。
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「タイム・ボックス」を創っていくプロセス
においては、「急がば回れ」の精神をたずさ
えて、「本気」で取り組んでいきます。
忙しいなかでの作業となる日もあると思いま
すので、ときどき「淡々」という言葉も思い
出しつつ、都度、ささっと、メモを書いてい
く作業を続けていきましょう。
「メモ書き」することを「遊び」のようなも
のと捉えて、気軽に取り組んでいくのがコツ
です。
気持ちの軽さをキープするというのは、「タ
イム・ボックス」を創っていくうえで、とて
も大事なことです。
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とにもかくにも、「タイム・ボックス」は、
一週間分の「ルーティン」の全てが、あっと
いう間に書き終わる、というものではありま
せん。
一週間分を書くのに、多少の時間がかかって
も、それはそれでかまいませんし、そもそも
「タイム・ボックス」は「完成」しません。
なぜなら、やがて古くなった「ルーティン」
は、いったんバラバラに分解し、新しい「ル
ーティン」として再構築していくからです。
そのようにして、「タイム・ボックス」は、
永遠に進化し続けていくのです。
それは、自らの存在全体が、永遠に進化し続
けていくということと、全くイコールです。
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「完成」は目指さずに、常に「進化」を目指
すというのが、「タイム・ボックス」の創造
における極意です。
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この続きは、次回お伝えします。
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