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「タイム・ボックス」の創り方と運用の仕方 008

「タイム・ボックス」の創り方と運用の仕方
について、箇条書きのスタイルでお伝えしま
す。

自らの「タイム・ボックス」を創る目的は、
いくつかありますが、そのうちの一つは、

 時間に追われないようにするため

です。

「時間に追われている」というのは、「タイ
ム・ボックス」の観点をふまえて言うならば

 タイム・ボックス内の作業が多過ぎる

という状態です。

つまり、そのTB(時間帯)において、物事
を「やり過ぎ」ているということです。

「タイム・ボックス」を創り、運用している
と、時間に追われてしまいやすい「タイム・
ボックス」と、そうでない「タイム・ボック
ス」があることが、実感として、体感的に分
かります。

そして、「時間に追われてしまいやすいタイ
ム・ボックス」がある場合に、それをそのま
ま放置しておくと、

・気持ちをリセットするのに
 時間と工数が非常に多くかかる
 「うっかりミス」が増える

・他者の言葉や行動に対して
 ケチをつけやすくなったり
 怒りっぽくなる

という状態が生じます。

なお、「うっかりミス」は、場合によっては
身体の損傷にもつながります。

以上の二つの状態が生じたという事実を、客
観的に認識したならば、現在、いずれかの時
間帯に行っている「ルーティン」が、量的に
多過ぎる、あるいは、その「ルーティン」を
最適な時間帯に行っていないのかもしれない

という仮説を立ててみましょう。

そして、その「ルーティン」を、現状とは別
の時間帯(TB)に移動することを検討して
みましょう。

あるいは、「ルーティン」の移動ではなく、
そもそも、その「ルーティン」をやらない、
という選択肢についても、検討してみましょ
う。

あるいは、現在行っている「ルーティン」の
どれかを、部分的にでも「他者に行ってもら
う」ことが可能か、ということを検討してみ
ましょう。

ほんのちょっとのことを「他者に行ってもら
う」ようにしただけで、劇的に状況が改善す
るというのは、よくあることです。

この続きは、次回お伝えします。

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