ある製薬会社主催で2019nCoV関連のオンラインセミナーがあった。感染症の専門家2人の講義に、大御所の先生が座長をされるという形式。非常に興味深かった。臨床像としてどうなのか、どういった特徴があるのか、現時点での現場の悩みは何か、など非常に分かりやすくレクチャーされた。こういう機会にただただ感謝する。最前線で日夜頑張っている方々には、本当に頭のさがる想いである。同時に、彼らをこれ以上疲弊させてしまわないために、自分達がどういう姿勢で日々の診療にあたっていけば良いかを考える機会となった。

乱暴な表現をすれば、学びは常に興味深く、私達を刺激する。ここで戴いた智恵のお裾分けを、自分のフィールドでどのように活かしていけるか。それはペイフォワードに近いかもしれない。試行錯誤はつづく。より良い未来のために。