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お馬鹿な日本人体解剖学(筋の補助装置②)

こんにちは。
日本人体解剖学を勉強するお馬鹿です。

今回は、前回の続きをお馬鹿なりに解釈していきたいと思います。

腱の滑液鞘と線維鞘(腱鞘):筋膜に由来する線維性の半管状の嚢で、
骨に付着し、腱を通す。

腱に滑動性を与える滑液鞘とそれを取り巻く線維鞘の二層からなり、
これらを合わせて腱鞘という。

腱の滑液鞘は滑膜と同様な性状を示し、
滑液鞘は間に直接触れる部分と、反転しそれに続く外側を覆う部分があり、
両者の間に少量の滑液を入れる。

腱の線維鞘は線維性結合組織からなり、
滑液鞘を取り巻き滑液鞘の内・外葉の移行部では腱間膜または
腱のヒモが出て骨に付着し、血管・神経が通る。

指の腱鞘では線維鞘が発達し、これを鞘状靭帯という。

位置的にはここ


⭐️嚢=ふくろって意味
⭐️鞘=さや、ものを保護するためのおおいって意味

滑液包(滑液嚢):筋または腱の骨の間にある結合組織性の袋で
滑膜に覆われ、その中に粘液様の骨液を入れる。
しばしば関節腔と交通する。また、多数の腔に分かれていることがある。
(単房滑液包に対して複房滑液包)。
運動時、摩擦を少なくするのに役立つ。なお、滑液包の存在部位により、
皮下滑液包、筋下滑液包、筋膜下滑液包、腱下滑液包など区別される。

こんなに包、包言われたらなんかアームストロング砲が浮かんでくるんだが。(ヲタク黙れ)

皮下滑液包、筋下滑液包、筋膜下滑液包、腱下滑液包って沢山出てきたけど、簡単に

皮膚の下にある滑液包
筋肉の下にある滑液包
筋膜の下にある滑液包
腱の下にある滑液包

ってことだと思う、うん(馬鹿なりの自己解釈)

⭐️滑液包の役割は??
関節がすり減るのを防ぐためのクッション材。
ランニングとかサイクリングとか繰り返しの運動による
負担(関節を動かしすぎる)などの長時間立位を保持すると
滑液包炎になるので程々にね!

筋滑車:腱が急に曲がって力の働く方向を変えるとき、
この腱をその場所に固定し、同時にこの部位での運動を
容易にするためにできた線維性の輪。
その腱に向かう面はしばしば軟骨で覆われる。

筋滑車のイメージ

腱弓:筋の起始または停止が弓状の腱索となり、
その凹んだ側を血管・神経などが通るもの。

種子骨:腱の付着部の近くに含まれている小骨片で、
腱が骨の突起などの上を通り、盛んに移動する場所には
摩擦の抵抗するためにできている。しばしば手足の腱に見られる。

膝蓋骨は最大の種子骨である。
骨下することはなく、軟骨片からできる時は、
種子軟骨という。

種子骨はこんな感じ

ってことで、なんとなーく筋肉序章終わりました。

次は顔面筋です。

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