祝われた2ヶ月。

元国税職員さんきゅう倉田です。好きな作業は「棚卸し」です。

合格してから、たくさんの友人から連絡をもらって、お祝いしてもらいました。
①まず、合格発表日は吉本の先輩と食事に出かけました。

②その後、吉本初の東大卒社員の人にお寿司で祝ってもらいました。意外に思ったのは、東大卒の人も「すごい、すごい」と言ってくれること。東大に入ることはその人にとっては普通のことだから、他人が東大に入ってもなんとも思わないと思っていました。でも、そんなことなかった。ちなみに、ぼくに国語文法を教えてくれた現役東大生も「すごい、すごい」と言っていました。

③東京国税局の同期のふたりがビールで祝ってくれました。そのうちのひとりはワインが好きで、5月にもう一回祝ってくれます。

④同期のジェミニという双子コンビも祝ってくれました。ただゲームをやる約束だったのに、「お祝い」と言って手土産を持ってきてくれたんです。驚きは嬉しさを増加させますね。

⑤同期のいぬの太田くんも渋谷の高級店でパエリアを振る舞ってくれました。去年キングオブコントの決勝に行って忙しいだろうに。
去年の年収も教えてくれました。まだぼくのほうがだいぶ高かったです。

⑥同期のにしだっくすも新宿で祝ってくれました。取材やテレビの仕事が増えたにしだっくすは、MCの仕事もしていて、売れ始めている感じがします。おしゃれな靴下を贈ってくれました。

⑦たまらん坂税理士事務所さんはご祝儀をたくさんくださいました。ワインとリーデルのグラスを持って、新しく作った支店に挨拶に伺いました。

⑧2年前に敬天塾で一緒に勉強した女の子ふたりも祝ってくれました。彼女たちに会うと、受験勉強を始めて1年目だったぼくが授業の足を引っ張っていたことを思い出します。「恒等式ってなんですか」などと質問して。
ビールを飲みに行ったら、支払ってくれただけでなく、それぞれプレゼントまでくれました。忙しい勉強の合間を縫って(彼女たちの大学は本当に忙しい)アルバイトをしたお金が原資だと思うと、万感胸に迫ります。

⑨渋谷で居酒屋や焼肉屋を営む友人は、「友達連れてうちの店に来ていいよ」と言ってくれました。同じクラスの東大生を5人誘って、好きなだけ焼肉をつつかせてもらいました

⑩税金サークルの女性も、忙しい中サークルの例会に顔を出してシャンパン2本と花束を持ってきてくれました。5人くらいいたので、その場で飲むのにちょうどよかった。良いワインはみんなで飲むものだと思います。ちゃんとグラスも用意してくれていて、賢さを感じました。

11)税金サークルの男性も渋谷の夜景が綺麗なレストランで祝ってくれました。自分では行くことができない高級店。「おめでとう」と書かれたプレートのデザートも用意してくれていました。

12)税金サークルの税理士さんは、図書カードとAmazonギフト券で祝ってくれました。教科書を生協とAmazonでたくさん買うので、とても助かります。

13)税金サークルにたまに参加してくれた国税OBの税理士さんも書留を送ってくださいました。それだけでなく、本屋さんを数軒回って、4月に出たぼくの新刊を買ってくれました。

14)小学校の同級生も三軒茶屋の有名な日本酒のお店で祝ってくれました。帰り道の国道246号線を歩きながら、「授業料足りてる?お祝いするよ」と言い、次の日恐縮するくらいの金額を送ってくれました。

15)高校の同級生はワインを送ってくれました。ぼくの人生で絶対に1番になるであろうワイン。思い出においても、味わいにおいても。
良いワインはみんなで飲むものなので、お世話になった敬天塾の平井先生と税金サークルの上記10〜13番のみなさんに振る舞いました。いつもワイン会を催す恵比寿のお店。
6等分したので、1杯15,000円。あれほど丸っこくて寛容なワインを今後飲むことができるでしょうか。

16)テニス仲間のテレビ関係者のみなさん
代表の方がみんなに声をかけてくださって、ご祝儀をくださいました。親戚が東大受験をなさっていて、受験の大変さを身近に感じたそうです。
「お礼はいりませんよ」と何度も言ってくださいました。鋭いサーブとうなるようなボレーでお返しするつもりです。

17)仲良しのディレクターさん
仕事では一緒にならないけれど、食事やテニスで一緒になるディレクターさんは目黒のしゃぶしゃぶやさんでお祝いしてくれました。あんなに良い肉をしゃぶしゃぶで食べたのは初めてです。ぼくの焼肉の1位はサトーブリアン、しゃぶしゃぶの1位はこの店です。ちなみに、奥様は税理士さんで賢い。

18)プレジデントの友達
ずっとお世話になっている雑誌プレジデントの友達が3月で独立したので、食事をしました。こちらからお祝いすべきなのに、「お祝い」と称してハーフ&ハーフのビール(久しぶりに飲んだ。うまい!)をたくさん振舞ってもらい、ご祝儀をくれました。

19)法人会の友達
最後のお祝い。
法人会に講演でよく伺うけれど、仕事をした後も交流がある唯一の友達。
日本で一番のゴルフ場のゴルフの会員権を持っている。
行きつけのクラブを貸切にして、響17年を飲んだり、ブルゴーニュのシャルドネを飲んだり、バルバレスコを飲んだりしながら、ママの手料理を食べ(好き嫌いがあっても食べられるように、ありとあらゆる料理が提供された。ちなみに、ぼくには食べ物の好き嫌いがない)、オーパスワンの2017年で乾杯しました。初めてのオーパスワン。クラブの女の子は飲む機会があるけれど、ソムリエはなかなか飲めないという不合理を抱えたワイン。
力強さと丸みを兼ね備えていました。



みなさん、ありがとうございました!
お気持ちを忘れず、日々勉強に励みたいと思います。

「大学に入ったら遊べると思ったのに」
クラスの仲間がそう言っているの何度も聞きました。課題と予習でとても忙しいのが東大生です。
でも、受験中ほどではない。お昼休みも空きコマもずっと勉強しているけれど、
みんなで旅行に行ったり、学祭を楽しんだりしています。

7月上旬のテストが終わったら、また飲みに行きましょう。授業で学んだことを還元します。
そういえば、合格にあたり、ご祝儀をくれた人たちには傾向がありました。
大学受験のときにたくさん勉強した人、家族が東大受験をしていた人、
あるいは税理士試験や司法試験など難しい試験の挑戦していた過去がある人です。
「東大合格」がすごいということは誰にでもわかるけれど、どの程度すごいかは分からない。ぼくだって、大学受験をしたことがなかった3年前以前に友人が東大に合格しても感動しなかったと思います。「すごいけど、頑張れば受かるだろう」くらいに思ったかもしれない。でも、一緒に勉強した仲間やクラスのみんなと話していて、また彼らの特殊な能力を見て思います。想像の何倍も東大生の能力は高かった。記憶、理解、論理、発想、計算、知能、読解、国語文法において、東大生の平均値は著しい。
そこに到達できたことを嬉しく思います。

サポートしていただいた分は授業料に充てさせていただきます。