客席から観たプロレスの話。

*真剣に観たので写真は一切ありません。

2010年に神戸でデビューしてから13年。

僕は自分が所属する団体が1番面白いと今まで思ってきたので、他団体は会場で観る機会が無かったというより観る必要が無いと思って今日まで来ました。

いつもはデカイスーツケースをふたつ引いて会場入りする後楽園ホールでしたが、今日は小さい財布にケータイのみ。

T-Hawkとしてではなく、小野寺卓也として行った後楽園ホールは、なんだか北海道に置いてきたプロレスファンだった頃の気持ちが、ほんの少しだけカムバックした気もして懐かしい感じもしました。

会場で観る余計なモノがないプロレスラーは本当にカッコ良いですね。

とは言っても現役プロレスラーがプロレスを後楽園ホールで観てしまうと、純粋にプロレスを楽しめなくなっているのはこれを"生業"としているからでしょうか。

どうしても色々と考え、観察してしまいます。

お客さんがほぼ超満員だった後楽園ホール。GLEATが未だ経験したことが無いであろう集客数と熱気でした。

そこに悔しさもあり、なぜお客さんが入るんだろうと受付から入場からマイクから試合からセコンド姿からありとあらゆる角度から勝手ながらじっくりと観察させて頂きました。

結論から言わせてもらうと、帰り際一緒に行った友人がポツリと「GLEAT女子部と全然違うね、ありゃ人も入るわ」とインコース真っ直ぐ過ぎるストレートなコメントが全てじゃないでしょうか。

何も言い返せなかったのは本当にその通りだと僕自身も思ってしまったからです。

お客さんは正直で勝手です。

そりゃ高いチケット代払って観に来てるんだから何言われても文句はありません。

だからこそ"合わせ"にいくのではなく"貫く"事が大事なのかなと改めて思った1日でした。

いつもありがとう「プロレス」

P.S.
12/30 GLEAT納めの東京ドームシティホール大会も熱気のある大会にしたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?