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凸版印刷株式会社は何故、突破!しなければならないのか?を考えた件

土日はノンジャンルで雑感や雑学や薀蓄を語る日。
今回も、日常生活を送る上でどーでもええ話しになると思います。

ふだんはテレビ、特にバラエティ番組はあまり観ないのに、連休で何気なく観てましたら『元グラドルの■■ちゃん!』みたいに紹介されたタレントが居て、ちょっと気になりました。

グラドルは、グラビアアイドルの略だろうなという事は想像つきます。
じゃ、グラビアって何?と、チコちゃんみたいに自身に問い掛けた訳です。
なんとなく、美しい写真の印刷方法かな?という程度の理解でしたが調べておこうかと。

グラビアとは、版に図像を削り込む『凹版印刷』の一種であるグラビア印刷のこと。
微細な濃淡が表現できるので、かつては写真ページの印刷によく使われていたようです。そこから、風景や人物写真が多めの雑誌を『グラビア雑誌』(必然的に女性の水着やヌード写真に需要が高まりますが)、そこに登場する女性モデルを『グラビアアイドル』と呼ぶようになったとの由。

ただ、現在では『凹版印刷』に代わって『平版印刷』の一種であるオフセット印刷が主流となりました。真の意味でのグラビアアイドルはもういない、現在のグラドルはみんな『オフセットアイドル=オフドル』という事になります。
なんとなく、情緒に欠けますね…

この記事が面白かったので、もう少し引用します。

よく言われる『若者の活字離れ』という言葉。
活字とは『凸版印刷』の一種である活版印刷に使われる字型のこと。これも今ではこれもオフセット印刷なので、実は若者だけじゃなく、読書家の殆どが活字から離れているとの事です。

凸版といえば、凸版印刷株式会社(TOPPAN)。
大日本印刷株式会社(DNP)と並ぶ国内印刷業2強の一角で、世界最大規模の総合印刷会社でもあります。
昨今は凸版印刷株式会社という社名はそのままに、TOPPANというロゴを前面に押し出し、大泉洋と成田凌を起用した『すべてを突破する、TOPPA!!TOPPAN』というTVCMをよく見かけます。つまり、凸版印刷社自体が凸版印刷から別事業に向けていろいろ突破していかねばならない時代ですね。

最後にもう1つ、印刷関係の雑学を。
色の3原色』と『光の3原色』が異なる事は、多くの方がご存知というか認識されていると思います。

パソコンの画面にある資料をモニターやプロジェクターに出力するのに、昨今は HDMI(High-Definition Multimedia Interface)コードで接続しますが、少し前までは RGBコードで繋いでいました。RGB光の3原色である Red(赤)・Green(緑)・Blue(水色)で、3色を強く混ぜるほど明るさが加わり白に近づくので『加法混色』と言われています。

身の回りの光と色 2015 より借用

一方で印刷物は、色の3原色である Cyan(シアン;青緑)・Magenta(マゼンタ;赤紫)、Yellow(イエロー;黄)の3つを混ぜるほど明るさが減り黒に近づくため、『減法混色』と呼ばれています。

身の回りの光と色 2015 より借用

理屈上は上記のとおりなのですが、実際にはシアンとマゼンタとイエローを全て混ぜた黒は、印刷で鮮やかに出ません。そこでプリンターでは『』という黒インクを補います(従って4色インクはCMYK)。
この『CMYK』のは、『黒(Kuro)のK』ではなく、『キープレート(Key plate)』のKだそうです。

ま、こんな軽い薀蓄もたまには…
上記を思い浮かべながらコピー機のトナーを交換したり、会議前にプロジェクターに接続したりするのも、また楽しからずや。

※本文は ALL About NEWS 2022/4/20 から引用させていただきました。

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