見出し画像

ネットラヂオの配信が最終回を迎えた件

週次更新のこのnoteブログですが、実は2週間前の記事『薄皮に含まれる栄養素を愛おしく感じる件』が通算400本目の投稿でした。
自分で管理しているタイトル一覧を数えて気付いたわけですが、2021年の12月5日に書き始めたこのブログも、よく続いてるものだなぁ…と我ながら感心しています。

そしてブログとは別に『よく続いたなぁ…』と思うのが、ネット配信の『ともさんのプロティアンラヂオ』でした。
『でした』というのは、実はこの投稿をアップすると同時、2024/3/31(日)の21時の配信を以て、1年と5ヶ月、計74回に亘る配信の最終回とさせていただきました。

ラヂオと言いましても、カーステレオから流れる洒落たFM局でもなければAM局でもなく、インターネット時代ならではのネット配信によるラヂオ番組です。
そもそもラヂオというのはテレビから映像を抜いたみたいなもんですから(逆ですね、ラヂオに映像を付加したものがテレビでした…)、『ネットラヂオ』というのも、簡単に言ってしまえば動画配信サービス『Youtube』から映像を抜いた感じ。つまり、自分の喋りを録音して(或いはライブで)ネット配信するだけのことなのですが、それでもイッチョ前に『パーソナリティ』を名乗って、自己満足に浸ってました(苦笑)。

イメージです(笑)実際には自室でスマホに向かって簡単に録音・編集しております。

『パーソナリティ』という呼び方も、仲間内では『DJ』にしようか?『ナビゲーター』もいいね!なんて盛り上がったりしてましたが…(笑)

『プロティアンラヂオ』というのは、私が一昨年の夏に仲間入りさせてもらった『プロティアンキャリア協会』の認定ファシリテーター7人が日替わりで、毎夜21時から約10分間、配信される帯番組。
法政大学キャリアデザイン学部の田中研之輔タナケン教授が提唱される『現代版プロティアンキャリア理論』を広める為に、プロティアンキャリア協会からのスピンオフ企画として、ホーリーさんハーレー君という『ミドルシニアのロールモデル』が2022年の夏に立ち上げた番組です(協会公認なるも非公式)。そこにお誘い受けて、私は2023年の11月から毎週日曜日の配信を担当させていただいていました。

それと、『ラジオ』ではなく『ラヂオ』という表記にこだわったのは、配信チームがミドルシニアの年代だったので、ちょっと昭和レトロな雰囲気を醸し出せれば…という、ホーリーさんのアイデアと茶目っ気が活かされています。

そんな楽しい『ともさんのプロティアンラヂオ』でしたが、冒頭に書きました通り、本日3/31(日)21時の配信を以て終了ということになりました。

先述のとおり、週の7つの曜日を7人それぞれのパーソナリティが自由気ままに10分間のお喋りを繰り広げるわけですが、コアなテーマは『プロティアンキャリア理論』。
しかも1976年にダグラス・ホール教授が提唱した伝統的なプロティアンキャリア理論ではなく、2019年にタナケン教授が提唱した『現代版プロティアンキャリア理論』を、それぞれのアプローチで分かりやすく広めていこう!という企画です。

それこそ、教科書的な難しい表現を避けて易しい言葉でプロティアンキャリア理論の考え方や用語を説明していこうとするパーソナリティから、自身の経験をプロティアンキャリア理論になぞらえて説明しようとするパーソナリティといろいろなパターンが試みられてきましたが、私はといえば、専ら昭和50年代の深夜放送よろしくグダグダと雑談しては強引にプロティアンキャリア理論に関連づけるという、いささか安易な内容で毎週日曜日夜の配信を続けてきました。
これは、たまたま私が参加した時に空いていたのが日曜日枠で、日曜日というのはさほど真面目にお堅い話しをしなくても、ゆる~い雑談で気持ちを癒して明日からの一週間に備えてもらえれば!という勝手な解釈に甘えていたものであります。

そんなゆる~い雑談でも、さすがに毎週毎週となると、ネタが枯渇して困ってしまうことが多々ありました。
ネタ切れといえばこちらの noteブログも同様ですが、こちらはクルマの話しとかグルメの話しとかおじさんファッションの話しとか音楽の話しとか、話題のバリエーションに事欠かないわけで、それに対して『プロティアンラヂオ』の場合は、強引であろうが無茶振りであろうが、少しでもキャリア関連、しかもプロティアンキャリア理論に結び付けないといけない!という義務感や責任感は感じざるを得ません。
それが時にプレッシャーとなって、しんどい時も出てきました。

そんな悩みをリーダーのホーリーさんに打ち明けたところ、思い掛けない優しい言葉が返ってきたのです。

このプロティアンラヂオって、我々にとって『仕事(職場)2nd place』でもなければ『家庭・家族1st place』でもない。これこそ自分の為の『サードプレイス』として楽しむ為にやっている。
それが苦痛で楽しめないのなら、それは『サードプレイス』ではなくて『ハードプレイス(Hard Place)』。
『ハードプレイス』と感じるならば、誰に強制されることもなく、遠慮なく降りればいいよ。

またもホーリーさんのセンス溢れる言葉に、涙が溢れてきました。

毎週、空けることなく続けなければならない、
後任のパーソナリティを探してしっかり引き継いでから辞めねばならない、
そんな『…ねばならない』に縛られたサードプレイスなんて、もはやサードプレイスとは呼べないわけで、それならお言葉に甘えて一旦休憩しようかと…

既にお気付きの方も多いかと思いますが、この noteブログでの私のアカウント名かつペンネームは、the 3rd Place です。
約1年前には、ご縁あって『サープレ』という書籍の出版にも関わらせていただきました。
誰よりもサードプレイスに憧れ、サードプレイスを大切にしようと考えてきたなかで、ホーリさんの『サードプレイスがハードプレイスになってはいけない!』という言葉は、本当に心に刺さりました。

というわけで、本日のリリースを以て『ともさんのプロティアンラヂオ』、最終回となります。今までの73回の配信を振り返り、自己満足ではありますが、再生回数の多かったベスト10のランキング発表です!

それと、この『ともさんのプロティアンラヂオ』を配信する為に立ち上げました『ともさんのサードプレイスラヂオ』のアカウントは継続して残しておきます
いつかまた、お話ししたい雑談ネタが溜まってきましたら、こちらにアップしていきます。

それでは、『ともさんのプロティアンラヂオ』を1回でも聴いていただきました全ての方に感謝を申し上げ、また、いつしかお耳に掛かれる日を楽しみにして、谷村新司さんに教わった言葉でお別れのご挨拶です。

See You,
Someday,
Somewhere,
Somehow!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。『♡スキ』いただければ励みになります!
フォローやコメントも、さらに嬉しいです!
2023年以降は週ごとにテーマを決めて概ね土曜日に書き綴っています。ご興味あるカテゴリーのバックナンバーも是非ご一読ください。下線部をタップいただければ、各マガジンに飛びます!
キャリア・定年・週末起業の部屋
音楽・ギター・楽器の部屋
オヤジのファッションウォッチングの部屋
グルメとお酒のお話しの部屋
ええ歳こいてクルマ好きの部屋
徒然なるままにノンジャンルの部屋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?