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『日本一、CDは売れないのにチケットが取れないアーチスト』の地方公演をゲットした件

火曜日は音楽ネタです。

日本で一番、CDは売れないのにコンサートチケットが手に入らないアーチスト。
松山千春が、自身のことをいつもそう自虐しています。

1977年デビュー当時、『足寄のキタキツネ』と呼ばれた千春

この6月も名古屋公演があったのですが、秒殺で完売してしまいました。
今回、10月の『宇治公演』の先行発売を見つけて、久々に無事ゲットすることができました!
京都府宇治市市民会館…、大ホールで1,308席です(笑)

1982年、伝説の札幌真駒内野外コンサート

なんとかチケットが取れてコンサートに行くと、彼はいつもこう言い放ちます。
『オマエら、歌を聴きたいんならCD買えっつうの。CDはいいよ。音程外さないし、歌詞も間違えない(笑)』

生え際が後退してきた30歳代

コンサートでは当然ながら最新のアルバム収録曲を歌いますが、観客がアルバムを買っているかというとそうでもない(苦笑)。
1977年のデビュー曲『旅立ち』から1981年の『長い夜』に至るヒット曲の後は、1996年の『君を忘れない』くらいしか有名な曲がないので、その辺の楽曲が流れると客席が多いに盛り上がります。

1991年 36歳頃、思い切って短髪に…

たまに前半で、『恋(’80)』・『銀の雨(’77)』・『季節の中で(’78)』・『人生たびの空から(’80)』辺りの有名な楽曲をメドレーで歌ってしまうこともあります。
その後は、『申し訳ない、オマエらの知ってる曲は終わったので、この後は全て新曲でお届けします!』と笑わせたり…

40歳代に入ると頭頂まで後退…。タモリにも見える

まだ名曲が残ってますね。
『大空と大地の中で(’77)』と『雪化粧(’78)』。
この2曲は、概ね本編のラストかアンコールに残してあります。
『雪化粧』は壮大なエンディングが流れる中で雪吹雪が舞い、千春が黙って消え去るパターン。
『大空と大地の中で』は観客みんなで歌えるようにスクリーンに歌詞を映し出したりしてフィナーレを迎えます。

頭頂がないならヒゲでバランスを取ろうとし始めた頃

因みに、ファンでなくても誰もが知っている『長い夜(’81)』。
これ、元々は8ビートロックではなくて、アルペジオで弾き語りするスローバラードでした。それをレコード会社がドラムとエレキでアレンジして、アップテンポな歌謡曲にしちゃった。
千春自身はあまり気に入っていなかったのですが、『ザ・ベストテン』の影響もあって売れてしまった…。
あらゆるコンサートで、『長い夜』を歌わないことには観客が満足せず、帰らなくなってしまいました。
というわけで、全てのコンサートでステージを左右に歩き回りながら『長い夜』を歌うのは、彼なりのファンサービスですね。

6年前、還暦ですが既に仙人の風情…

千春といえば、ステージ上の赤いバラのこと、歌詞カードのことも書きたいんだけど、今日はこの辺で。

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