金曜日はグルメネタで。
温泉たまごのお話しが２週も続いて、次はヨーグルトの話しかと思わせておいて…
また『たまご』のお話しです(笑)

現在、名古屋市に単身赴任中ですが、月に１～２度は京都府宇治市の留守宅に帰省しています。
大学生の長男がいて、父親と違ってクルマにはあまり興味ないようなのですが、珍しく『久々に運転したいわぁ』と宣うので『助手席、乗ったるで』ということで久々に父子でドライブと相成りました。

さて行き場所ですが、ガソリン代の高騰激しき折（たかだかVolkswagenですがハイオク指定です）、あまり遠方もなぁと考えていると、ふと『亀岡のＴＫＧ』という言葉が脳裏を過りました。４年ほど前に、大学生だった長女とその(当時の)彼氏を乗せた時に、長女が『亀岡にたまごかけご飯の食べ放題の店あるらしいよ。あ、でも昼過ぎやし営業終わってるわ！』と言っていたのをふと思い出したわけです。
今朝はまだ早い時間なので（というか息子は徹夜明け）、今から行ったら間に合うで！ということで、『亀岡のＴＫＧ』行きに決定です。

出発してすぐ宇治西ICから京滋バイパスに乗り、ほどなく京都縦貫道に乗り継いで30分ほどで国道９号線へ。そのまま道なりに真直ぐ山を登っていけば中腹に『弁天の里』さんがありました。

店内には３組ほどの先客。
『左へ一列にお並びください』という貼り紙がありますが、行列はありません。
割烹着姿の女性スタッフが３人ほど。カウンター超しにシステムを尋ねると、『味噌汁の定食が500円、豚汁の定食が600円』の２択。迷わず『豚汁定食』に。
定食には白ご飯・汁物・小鉢・漬物と、あと私と長男の２人に対して『生玉子６個』が渡されます。
『オカズもいろいろあるから好きなの取ってね』ということで、長男はひじきの小鉢(100円)を、私は唐揚げ(3個150円)をトレイに載せました。

さて、いよいよテーブルに着いて戦闘態勢です。
白ご飯だけを頼りに、産み立て生玉子を何個食べられるのか？
まずは１個を割り入れて溶きます。いつも買っている10個200円前後のたまごと違って、殻が頑丈です。そして黄身も力強い。
ひと口啜ってたまごの味を確認。生臭くなく、濃厚な味がします。
そしてもう１個を割り入れ、醤油をいつもより少なめに垂らし、白ご飯に投入！
あっという間に掻き込んでしまいますが、このペースではご飯がいくらあっても足りません。玉子２個で白ご飯１膳をいただき、もう１個は卵液のまま丸呑みです。

そして、長男と同時に白ご飯をお代わり(200円)。
そこで『玉子もお代わり貰えますか？』と頼んだら、またもや２人に６個が盛られてきました。ちょっと嫌な予感です…

お代わりしたご飯に、お代わりした生玉子３個を溶いたものを割り入れて食べる。卵液とご飯の量のバランスが合っていません。もはやたまごかけご飯ではなく、たまご茶漬けと化している…

父子２人で悪戦苦闘すること40分、それぞれが白ご飯２杯で玉子６個ずつを完食です。
『ご馳走さま！』と席を立つも、ちょっと胸やけがする…

食堂に隣接して、道の駅みたいな土産物屋さんがあります。
採れたての野菜、お米、そして当然ながら玉子が数種類、てんこ盛りです。
一番お安いのでも１個40数円、お高いのだと殻が薄緑の珍しいのが１個140円くらいです。自宅への土産は、13～14個入って540円ほどのカゴ盛りにしておきました。これでも、スーパーのパックに較べれば２倍はする…。確かに美味しいんだけど。

お天気も良く、ちょっとワインディングコースもありますがドライブに最適な場所にあります。
ご興味持たれて食べに行かれるなら、玉子をお代わりされる場合は是非『２個ください！』と個数を刻まれることをお薦めしておきます。
初回と同じだけ盛られてしまうと『返せない、残せない』という苦行が待っていますので(笑)