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"Happy Birthday"
君が生まれた日の
ことなんてさ知らないけど
生まれただけでもうけものだろ
何もない、そこからだ
Happy Birthday
言って聞かされて
こぼした嘘を見透かされても
どんなに強がっても
結局誰かに生かされてる
何もなくても
ここにいられるよ
そうただ生きている
それがすべて
祈りを捧げる人
虚構に照らされ夢を見る猿よ
すべては土に還り
変わらないまんまで続いていく
嘘や傷を悔やむなん
"見上げれば星はいつもそこに"
見上げれば星はいつもそこに
あなたがいない日もいつもそこに
浮かれてはしゃいだあともそこに
自分に嘘をついた日もいつもそこに
今一人でただ
あなたも星を見てるなら
ぼくらは独りじゃないよね
ねぇ あなたは今どこにいるの?
見上げれば星はいつもそこに
振り返れば影はいつも側に
言葉が出なくても近くにいれなくても
心にはいつもあなたがいて
"誰かのホワイトデー"
ホワイトデーだってさ
毎年俺には関係ない
もらってもいないのに返しようもないだろ
ひとりコンビニのチロルチョコ
つぶやきの向こう側では
結局だんまりを決めている
幸せそうな女の子の絵文字が踊ってる
あたた痛い男の開き直ったフリ
今晩のおかずを
なんとなく探そうとするけど
嫌になっちゃったよ自分が
情けなくて仕方ないな
世界は廻る
つけっぱなしのパソコン閉じる
今見てる月の光は
ぼくしか知らな
"夜明け前のエンドロール"
夜明けの風はまだ冷たく
頭の中は片付かないまま
濡れた傷がまだ痛むのかい
置き去りの夜 届きはしない朝
夢の影が朝陽に溶け
カラスは今どこかへ飛び去る
ここじゃないどこかはどこにあるのかい
繰り返すこと 忘れていくこと
不意に襲う記憶
膨らむ影 眩む目の前
奪われた声が
逃げたい 壊れたい 消えたい
でも消えはしない見えない傷を
いつかの君が歌う
「眠れなくても側にいて」
ひとつになんかなれ
"yakekuso youths"
いつか夢見た少年の錆びついた憂鬱を
あのギターが胸のギターが切り裂いて笑い出す
いつか恋した少年の届かない悲しみを
あのギターが胸のメロディーが連れ出して旅に出る
ゴミ箱みたいな部屋の中で
積み重なるJAPANのタワー
とうとう倒れて折れた表紙
青い空とどこにも続かない現在
いつでも誰でも
すべてはわからぬまま
それでもまだ知らない
明日へ放り出される
いつか夢見た少年の汚された優しさは
あ
"Indiana Indiana"
ケツ痛い 気味悪い 降り立った空港
知らない声 熱い夜空
車に乗り「水は飲むな」と言われながら
家畜のように運ばれる人を見る
すぐ混む道 土ぼこり 勝手に窓ふいて
金くれと右手突き出す少年
クラクションの嵐が闇に響けば
甘いメロディー ラジオから流れてた
ヘヘイ Yeah! Yeah! Yeah! Yeah! Yeah! Yeah! インディアナ
誰もが知ってて誰も知らないこと
ヘヘイ Ye