【今日のSDGs】価値創造には「想像力」と「創造力」

Society 5.0を調べていて、経団連の冊子よりなるほどーと思う部分を発見。

Society 5.0時代に人間に必要になるのは、社会に散らばる多様なニーズや課題を読み取りそれを解決するシナリオを設計する豊かな「想像力」とデジタル技術やデータを活用してそれを現実のものとする「創造力」である。

まず、経団連の定義ではSociety 5.0 時代を「創造社会」としている。技術革新や効率化の時代から、「価値創造」の時代へ。そんな中で人に求めらることは、「想像力」と「創造力」。

確かに!と思う。課題に対して、想像を膨らませ、こんなこともできるかもと考えること。そして、その想像したことを実行するための「創造力」。

自分の子のどんなところを伸ばそうかと常に考えているのだが、最近は「表現力」を大切にしてきた。アイデアや気持ちを人に伝えることがこれからは大事だと思ってきたからである。しかし、これに加えていい視点をもらったと思う。

私事ながら、末っ子3歳の想像力のすごさに圧倒される。どちらかというと空想の世界が大好きでその世界に入り込む。水餃子を食べていると「象」、煮物のシイタケを「タツノオトシゴ」にして、泳がせる。姉とのごっこ遊びも本格的で、水族館で見たイルカになりきって真剣にアイスの棒を餌にして、口だけで加えて食べる。ディズニーの世界に入り込み、演じる。文章では伝わらないかもしれないが、見ていると驚くほどの想像の世界観が表現されている。

その末っ子の想像力を見ていると、この想像力を伸ばしてあげたいと思う。そして、その想像力が、世界を変える「イノベーション」を起こすことにつながるのだと思うとワクワクする。それには、「創造力」と、デジタル技術をツールとして使いこなすスキルを身に付けさせてあげればよいのだなと。

今ある仕事は、3歳の子が大人になる頃にはなくなっている仕事が大多数だろう。どんな仕事があるかも想像つかない。それこそ、わが子が仕事を創り出すかもしれない。だから、「表現力」も大切だが、「想像力」を伸ばし、「創造力」を身につけられる環境を整えてあげたいと思う。

SDGsとは少し離れた内容に感じるが、SDGsに取り組むにあたって重要な「価値創造」より、これからの課題に対してイノベーションをしていく子どもを育てていくにあたっての考察でした。

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