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待ち箱(ニホンミツバチ捕獲用)

急に、ニホンミツバチを捕まえてハチミツを採ろうと思い立った。

まずは「待ち箱」という、最初に入居させるための人工の巣箱を複数用意しなければならい、という。時期も新しい女王が兵隊を引き連れて巣分かれする春先の"分蜂"時期を逃すと、次の春までお預けになるというから、急がなければ。

作り方はYoutubeで詳しく解説されているが、細部がわからないので、見本として1つ既製品を購入し、それをコピーすることにした。仕掛けるのは5個以上が推奨されているが、体力、気力的に自作できるのは3個が限界!と割り切った。

例えば、標準の外枠厚は3.5cmの杉板とされているが、安価な足場板で代用するなど、手近なカインズホームで入手できる材料に、微妙に仕様変更しなければならない。木取りも大変だ。

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"反り"を防ぐため、木裏を外側に、など木工の基本に立ち戻る(自分には新知識(^^;)。

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最も苦労したのが、組んだ材の歪みだ。

特に3cm角の材を四角形に組む「巣門枠(ハチの出入り口がある枠台)」は切断面が少しでも斜めだと、ビスで組むと歪んでしまって、重箱式の巣箱に重ねた時にガタガタになってしまう。

そこで、まず水平な板の上で、四角形に組み、木工ボンドで仮止めし、水平を確保。乾いて固まった後、上からプレートをビス止めして、なんとか水平に近い枠ができた。(組んだ後にヤスリで削って水平を出すというワザもあるようだ)

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ミツバチは生木(なまき)の匂いを嫌うとのこと、数週間雨ざらしした上で、最後にバーナー焼き入れでダメ押し。これで耐久性も上がるという。

完成後、誘引剤を添付して4箇所に分散して設置したが、さてどうなることやら。

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次は、得意の(!?)チェンソーでスギの元玉をくり抜いて作る「丸洞式巣箱」に挑戦したい。(って次はあるのか?)

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