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ぶっちぎり?!/ファイト・クラブ

 相変わらず昨日も「ぶっちぎり?!」見ましたよ。面白いです。

 何となく、見てるうちにこのアニメ。もしかしたら意外と深い内容なんじゃないかって気がしてきました。
 っていうか、要するに男たちに巣くう「男性性」へのコンプレックスの話なんじゃありますまいか?

 いつの間にか「主人公」の真宝くんが、兄の死をきっかけに、弱い自分という「影」に取り込まれそうになってしまう。それから逃れるために、魔人に魂を売る。的な展開になってまいりました。

 うーーーむ…。

 そんなわけで、いきなりブラピの映画「ファイト・クラブ」を思い出してしまいました。
 あれです。一部のおじさんたちに熱狂的に支持されているあの映画。

 その内容はですね。
「ぶっちぎり?!」的に言えば、「本気人」を目指す男たちが、毎晩毎晩ケンカするために、このクラブに集ってくるんです。
 そうこうするうち、だんだんと口コミ人気が高まって、クラブ大繁盛…っていう…。

 この映画をみたとき。
 そのクラブが繁盛する理由も、普通の人生を送ってる主人公が徐々にその「毎晩のケンカ」にのめり込んでいくのも、そもそも、この映画が好きなおじさんたちすら。
 何ら理解できませんでしたが。

 なるほど、おっさんたちが自分自身が抱える「弱さ」を認められない葛藤の発露。

 とか思うと納得な気がしてきました。

 そういうのを女性監督が撮る、ってのもなかなか意味深い気がしています。

 「主人公」の真宝が自分の強さを確認するために、自分より弱い者たちをどんどんと際限なく痛めつける、っていう展開も。
 もぅのすごーーーく「弱い」象徴みたいな気がしています。

 「弱さ」に直面する「勇気」っているんだよねえ。

 自分が「弱い」状況を認めて、立って、踏ん張る勇気っていうか。

 な~~~るほどねえ。

 


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