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23/11/27 関西電力Theater開幕

23年11月27日、関西電力尼崎実験センター内のイノベーションスペースに管理職者の方々24名にお集まりいただき、関西電力Theaterを開催しました。23/7/20のゲネプロに参加いただいた同社イノベーション推進本部・部長のの神田康弘さんが、ぜひとも自社の管理職者を対象に開催したいと、社内を調整くださいました。

参加者の皆さんには事前に行動特性の分析ツール「DiSC」を受検いただき、いよいよ当日。
前半の担当はケイティです。「DiSC」の結果を使い自己理解を深めた後は、同じタイプのメンバーで集まり、グループワークを行いました。
同じテーブルになったメンバーを見渡して「だよな」「分かる」「え、お前も」などと言い合いながら、個人で深めた理解をさらに同じタイプ同士で話すことで深め合いつつ、そんな自分たちが組織内で十分力を発揮するには、また、自分たちのようなタイプのメンバーに十分に力を発揮してもらうにはどんな配慮が必要なのかなど、話し合いました。

休憩を挟み、後半の担当はコトです。
前半を頭を使い「考える」時間でしたが、後半は身体を使い「感じる」時間です。まずは、シアターゲームと呼ばれる演劇的なウォーミングアップを行いました。毎回行うメニューは違いますが、演劇人には当たり前のそれらが、普通に会社で働く人にとっては新鮮で楽しい。ワクワクとしたムードが高まります。

その後、各自10回づつ読み込んできた台本をもとに演技の練習をスタート。DiSCで分かったいつもの自分とは違うタイプの配役を演じることで、身体を通じて他者の考えや振る舞いを理解していきます。

演出家・コトからの「演技指導」も本格的で、最初は照れ加減だった各チームも、徐々に演技に熱がこもっていきます。それはつまり、自分とは違う誰かを「生きる」ことです。
各チームで限られた時間の中で何度も練習を繰り返し作品を仕上げたあとは、いよいよ発表会。発表会には同社イノベーション本部長にもお越しいただき、いい意味の緊張感がある中で、それぞれが自分ではない誰か、を舞台で表現していきました。

ラストはボンドによる「今日の振り返り」。ほぼ全員が、小中学校時代の「お遊戯会」「文化祭」以来のお芝居でしたが、台本を読み込み「演じるのではなく役を生きるのだ」というコトの言葉を反芻しながら、それぞれの役者が味を出し、感動的で素敵な作品に仕上がりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

演劇の力を生きる力に。
Theater、益々盛り上げていきます。

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