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仮庵の祭り Feast of Tabernacle

エデン農園のリンゴの木の枝、アスパラガスの枝、つるの野草を飾って仮庵を作り、仮庵の祭り(Feast of Tabernacle)をお祝いしました。


仮庵(収穫祭)の時期にイエスが生まれ、仮庵の時期に再臨されることから、ユダヤ人、非ユダヤ人に限らず、仮庵の祭りを永遠に祝うこと、仮庵の祭りを祝わないと雨が降らないと聖書に書かれています。

[ゼカリヤ書 14:16-19]

エルサレムに攻めて来たすべての民のうち、生き残った者はみな、毎年、万軍の主である王を礼拝し、仮庵の祭りを祝うために上って来る。
 地上の諸氏族のうち、万軍の主である王を礼拝しにエルサレムに上って来ない氏族の上には、雨が降らない。
もし、エジプトの氏族が上って来ないなら、雨は彼らの上に降らず、疫病が彼らに下る。これは、仮庵の祭りを祝いに上って来ない諸国の民を主が打つ疫病である。
これが、エジプトの罪への刑罰となり、仮庵の祭りを祝いに上って来ないすべての国々の罪への刑罰となる。

雨は聖霊(神が私達と共におられる)であり、祝福を意味します。

また、仮庵は、神がエジプトからイスラエルの民を導き出して40年間、パンと水を与えて養い、履き物も衣服も傷まなかったこと、私達の人生も仮庵いわゆる仮住まいであることを覚えることなのです。なので、仮庵の下で、生活することも聖書には書かれていて、食事をするだけでも生活したと見なされるのです。

また、仮庵は、収穫を神に感謝する収穫祭でもあります。仮庵の祭りは、家族や友人、地域の人々が集い、食べて、喜び、歌う、楽しい祭りなのです。

仮庵の祭り含め、トーラー(聖書のモーセ五書)に記されているユダヤの祭りには、預言的な意味があります。

春の祭りは、「過ぎ越し」、「オメル」、「五旬節」の祭りはすべてメシア(イエス・キリスト)によって成就されました。

過越の祭りでイエスは十字架につけられ、罪の隷属と死から私たちを救った過越の子羊となられました。

オメルを数える祭り(レビ記23章9−21節を参照)では、過越の祭りと五旬節の祭りの間の50日間が数えられ、その期間にイエスは弟子たちに現れて彼らを教えました。

[レビ記 23:9-21]

 主はモーセにこう告げられた。
「イスラエルの子らに告げよ。
 あなたがたがわたしが与えようとしている地に入り、収穫を刈り入れたなら、収穫の初穂の束を祭司のところに持って行きなさい。
その束は主の前で揺り動かす。あなたがたが受け入れられるためである。祭司は安息日の翌日、それを揺り動かさなければならない。
あなたがたは、束を揺り動かすその日に、主への全焼のささげ物として傷のない一歳の雄の子羊を献げる。
その穀物のささげ物は油を混ぜた小麦粉十分の二エパであり、主への食物のささげ物、芳ばしい香りである。その注ぎのささげ物はぶどう酒で、一ヒンの四分の一である。
あなたがたは、神へのささげ物を持って行くその日まで、パンも炒り麦も新穀も食べてはならない。これは、あなたがたがどこに住んでいても代々守るべき永遠の掟である。
 あなたがたは、安息日の翌日から、奉献物の束を持って行った日から満七週間を数える。
七回目の安息日の翌日まで五十日を数え、あなたがたは新しい穀物のささげ物を主に献げる。
あなたがたの住まいから、十分の二エパの小麦粉にパン種を入れて焼いたものを二つ、奉献物としてのパンとして持って行く。これは主への初物である。
そのパンと一緒に、主への全焼のささげ物として、傷のない一歳の雄の子羊七匹、若い雄牛一頭、雄羊二匹、また、主への食物のささげ物、芳ばしい香りとして、彼らの穀物のささげ物と注ぎのささげ物とを献げる。
また、雄やぎ一匹を罪のきよめのささげ物とし、一歳の雄の子羊二匹を交わりのいけにえとする。
祭司はこれら二匹の雄の子羊を、初穂のパンと一緒に、奉献物として主の前で揺り動かす。これらは主の聖なるものであり、祭司のものとなる。
その同じ日に、あなたがたは聖なる会合を召集する。それは、あなたがたのためである。いかなる労働もしてはならない。これは、あなたがたがどこに住んでいても、代々守るべき永遠の掟である。

五旬節の祭りでは、集まって祈っていた弟子たちが聖霊によって満たされ、エルサレムで多くの人々が救われました。

秋の祭りは、ラッパの祭り、大贖罪日、
仮庵の祭り(レビ記23章33〜43節)があります。

ラッパの祭り[レビ記 23:22-25]

 あなたがたの土地の収穫を刈り入れるときは、刈るときに畑の隅まで刈り尽くしてはならない。あなたの収穫の落ち穂も集めてはならない。貧しい人と寄留者のために、それらを残しておかなければならない。わたしはあなたがたの神、主である。」
 主はモーセにこう告げられた。
「イスラエルの子らに告げよ。
 第七の月の一日はあなたがたの全き休みの日であり、角笛を吹き鳴らして記念する聖なる会合を開く。
あなたがたは、いかなる労働もしてはならない。食物のささげ物を主に献げなさい。」

大贖罪日[レビ記 23:26-32]

 主はモーセにこう告げられた。
「特にこの第七の月の十日は宥めの日であり、あなたがたのために聖なる会合を開く。あなたがたは自らを戒め、食物のささげ物を主に献げなければならない。
その日のうちは、いかなる仕事もしてはならない。その日が宥めの日であり、あなたがたの神、主の前であなたがたのために宥めがなされるからである。
その日に自らを戒めない者はだれでも、自分の民から断ち切られる。
だれでも、その日に少しでも仕事をする者は、わたしはその人をその民の間から滅ぼす。
いかなる仕事もしてはならない。これは、あなたがたがどこに住んでいても代々守るべき永遠の掟である。
これは、あなたがたの全き休みのための安息日である。あなたがたは自らを戒める。その月の九日の夕暮れには、その夕暮れから次の夕暮れまで、あなたがたの安息を守らなければならない。」

仮庵の祭り[レビ記 23:33-43]

 主はモーセにこう告げられた。
「イスラエルの子らに告げよ。
 この第七の月の十五日には、七日間にわたる主の仮庵の祭りが始まる。
最初の日には、聖なる会合を開く。あなたがたは、いかなる労働もしてはならない。
七日間、あなたがたは食物のささげ物を主に献げなければならない。八日目も、あなたがたは聖なる会合を開かなければならない。あなたがたは食物のささげ物を主に献げる。これはきよめの集会であり、いかなる労働もしてはならない。
 以上が主の例祭である。あなたがたは聖なる会合を召集して、全焼のささげ物、穀物のささげ物、交わりのいけにえ、注ぎのささげ物を、食物のささげ物として、それぞれ定められた日に主に献げなければならない。
このほかに主の安息日、また、あなたがたが主に献げる献上物、あらゆる誓願のささげ物、あらゆる進んで献げるものがある。
 特に、あなたがたがその土地の収穫をし終える第七の月の十五日には、七日間にわたる主の祭りを祝わなければならない。最初の日は全き休みの日であり、八日目も全き休みの日である。
最初の日に、あなたがたは自分たちのために、美しい木の実、なつめ椰子の葉と茂った木の大枝、また川辺の柳を取り、七日間、あなたがたの神、主の前で喜び楽しむ。
年に七日間、主の祭りとしてこれを祝う。これはあなたがたが代々守るべき永遠の掟であり、第七の月に祝わなければならない。
あなたがたは七日間、仮庵に住まなければならない。イスラエルで生まれた者はみな仮庵に住まなければならない。
これは、あなたがたの後の世代が、わたしがエジプトの地からイスラエルの子らを導き出したとき、彼らを仮庵に住まわせたことを知るためである。わたしはあなたがたの神、主である。」

これらは神によって定められた祭りであるため、全ての聖書的な祭りが深い永遠的な意味を持つと考えられます。

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