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親父54歳、副業始めます。 博多クラフトコーラhttp://thefirstday.theshop.jp

仮面ライダーBLACKSUN

今、見終わった。常々思っていたのだけれど、仮面ライダーもウルトラマンも世代を超えて続いている人気シリーズで、ちょうど僕らが生まれたころからスタートしている。一つのコンテンツが50年続くって本当にすごいことだと思う。今回見た「仮面ライダーブラックサン」は仮面ライダー生誕50周年記念作品ということで主役に西島秀俊さんや中村倫也さん、監督は「弧狼の血」の白石監督、コンセプトヴィジュアルには「シン・ゴジラ」の樋口真嗣さんと本気の布陣。そしてなんと18禁。やる気がビシビシ伝わってくる。
ハリウッドのマーベル映画やDC映画を見るたびになんか悔しい思いをしていた。本来このジャンルは、日本の得意分野だと思っているからだ。しかしながら、ハリウッドは、莫大な予算と豪華な俳優陣を使うことで子供も大人も楽しめるエンターテイメントに仕上げてくる。今回の仮面ライダーブラックサンは、この部分が期待できるかもと期待していた。
結果、悪くない悪くないんだけど大満足ではない。
ストーリーに関しては割愛するが、僕は、小学校4年の時に東映映画「宇宙からのメッセージ」を見た時の気持ちを思い出していた。この映画、巷が「スターウォーズ」いよいよ公開で湧き上がっていた時に作られた映画で、監督がやくざ映画でおなじみの巨匠深作欣二監督だった。僕の中では、日本製のスターウォーズの認識だったので親父にねだって映画館に連れて行ってもらった。そして、小学生ながら「これじゃない感」を強く感じて帰ってきたのを覚えている。その後、「スターウォーズ」が公開されて様々な部分で圧倒的な差を感じた。あの時のインパクトは、今も忘れることが出来ない。
今回の仮面ライダーブラックサンは、もともと原作も明るい話ではないし、大人向けということもあるのだろう。これはこれでよくできた作品だったと思う。全体に漂う空気感は、バットマンなどのDC映画。
ただ、小さい時からライダーごっこしてきた僕としては、ライダーキックで吹っ飛んで大爆発する怪人とか、大人の視聴に耐えうるスカッとするエンターテインメント映画としての仮面ライダーが見たかったなぁ。
さぁ、「シン・仮面ライダー」はどうやろか。

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