見出し画像

忘年歌会に行ってきました

2023年最後の歌会、その名も忘年歌会に行ってきた。
という記事を年末にアップしたつもりでここまでアップしていなかった!

↓前回

提出した2首

一首目

「それ」を見て皆が猫かと疑えば「それ」の2パーはもうすでに猫

よく通る道の脇に土と木の根っこが団子になったような茶色いカタマリがある。
それが遠目から見るといつも猫に見えて「ネコチャン……⁉︎」と期待してしまう。
母もそうらしい。ということは、そこを通る人は結構な確率でそれのことを猫かな?と思っているのではないだろうか?というところから生まれた短歌。
みんながそれを猫と思っていたらそれはちょっとずつ猫になっていって1000年後くらいには純度100%の猫になるかもしれない。

短歌会で先生が言っていたことは、これは猫だからこそ成立する歌だということ。
たしかに犬でも鳥でもダメな気がする。
今年一のお気に入りである!ネコチャン!!

二首目

四日だけ書いたノートのあの白が今日も私を待ち続けている

毎日短歌を作ろうと思って枕元にノートを置いたが、毎日書くのは4日しか続かなかった。結局スマホのメモに書いている。
この歌を作ってから毎日とはいかないがまたちょこちょことノートに短歌を認めている。
「あの白」が自分の中ではいまいちしっくりきていない。そのため別の表現を考えていたが、提出期限ギリギリになっても思いつかなかった。

連作も提出できた

年末までに短歌を連作で七首作る宿題(義務ではない、任意)があったのだが、そちらも無事に提出できた。年末に帰省していた妹に「あー短歌作らなきゃー」と言っていたら「この芸術家かぶれが!」とウザがられたが無事に提出できたので良しとしたい。
遠くはない未来に公開されるかと思うので興味がある方はぜひ見てください。

2024年も楽しく短歌に触れていけたらいいな。

読んでくださっただけで嬉しいのに……!?まさかサポートまで……!?