Canonのペーパークラフトでナマケモノを作ってみた
あなたはふとした瞬間にペーパークラフトがしたくなることはないだろうか。
私はある。
ものづくりが好きなのだが、近頃忙しさにかまけてなかなか凝った工作が出来ていない。工作したい欲は溜まる一方である。
そんな時お手軽にできる工作をネットで探していたら、Canonが提供している『Canon Creative Park』というサイトにたどり着いた。
す、すごーーーー!!!ペーパークラフトの種類めっちゃある!!!どれ作るか悩む!!Canonさん、これCanonのIDさえあれば無料って、本当にいいんですか!?
選ぶ
まずは作るものを選ぼう。
めちゃくちゃ種類がある。ありすぎ。一生ペーパークラフトしてても消化できないかもしれない。
ツリーハウスのミニチュアだ!
ツリーハウスもミニチュアも好きなのでワクワクがとまらない!
ガーデンハウス!この『小屋』感が堪らない(小屋も好き)。アヒルもかわいい。
ジオラマなんてのもある。フィギュアの撮影に使えそう。
ヤンマーのトラクター!『Canon Creative Park』には企業や団体とのコラボ作品もあるのだ。ネットで一時期話題になったAEDのペーパークラフトもある。
中国獅子舞!?
普通に部屋に飾りたいな?
そしてペーパークラフトを選んでいて一番驚いたのがこちら……。
平等院鳳凰堂!?!?細かすぎる!!正気か???
画面を下へスクロールすると……
制作時間10時間以上!!!やはり正気ではない。
印刷枚数28枚っていうのもヤバい(28枚の紙にペーパークラフトを印刷しますよって意味)。
この調子でサイトを見るだけで一人わいわいしていたため、選ぶのに3日ほどかかった。
そんなこんなで私が選んだペーパークラフトがこちら!
ナマケモノ!
爪がものに引っかかるようになっているところもかわいいし制作時間目安も2時間と書いてあり、お手軽に工作欲を満たせそうである。
印刷する
紙は近所のホームセンターで買ってきた。
コクヨのインクジェットプリンタ用紙の厚紙だ。
Amazonでは2023年8月20日現在544円だが、ホームセンターではもう少し高かった。
本当はCanonの純正のこういう厚紙が欲しかったのだが、なかったためこちらにしてみた。50枚もあるのでたくさんペーパークラフト作れるね☆
うちのプリンターで印刷してみると発色が思った以上に良くてびっくりした。家庭用プリンターの底力を見た。
印刷設定を「きれい」にしようか迷って結局「ふつう」にしたのだが、十分きれいである。
ハサミ、カッター、カッターマット、ステンレス定規、でんぷんのり(推奨は木工用ボンドでした)、お手拭き、デザインカッターなどを準備して作っていく!
カットする
まずは細かく切りやすくするために各パーツをざっくりとカット。
カッターとハサミでちまちまと切り出していく。
切るの難しくて時間がかかるな……。
なんとカットだけで1時間以上かかった……。あと1時間で本当に完成する??
組み立てる
カットが終わったらデザインカッターのニードルの方を使って折り目を入れていく。
いよいよ組み立てだ。
でんぷんのりとマットな厚紙との相性があまりよくないようでくっつくのに時間がかかった。指でしっかりつまみながらくっつくのを根気強く待つ。
工作は得意な方だと自負しているが、かなり苦戦した。
完成!!!
首が全然くっつかなくてごちゃごちゃやっていたらのりしろが取れてしまった。
地味ーにバナナが難しかった。細かいからね。
ナマケモノといっしょに写真撮るのを忘れました。
結局合計3時間30分かかった……!!!
誰だよ2時間でお手軽にできそうって言ったの……。
感想
苦戦はしたが楽しく作れた!!ぜひまたやりたい。紙もあと49枚あるし。
いつか平等院鳳凰堂を作りた…い、いや、嘘つきました。あれは無理。とりあえず今は無理。でもツリーハウスとかガーデンハウスのミニチュアは作ってみたい。
自分でも紙でプリンアラモードを作ったことがあるのだが、プロが作ったペーパークラフトは造形やのりしろの形がとても勉強になった。そういう観点でももっと色々な技が見たいと思った。
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