[雑記]20190122 説明書を読む

こないだ壊れたシャープの電子レンジの後釜として(釜ではなくレンジなのがややこしい)シャープのオーブンレンジがニューインしたので説明書を読んだ。

私は説明書を読むのがわりと好きで(家電とかの説明書系の仕事もあったらやってみたい。あれもものすごい専門職で大変そうだけど面白そう)今回も一通り読んだけど、一般的にどれくらいの人がしっかり読んでから使うんだろうか。まったく想像のつかない道具や知っていても使ったことがない道具、刃物や電動工具などの危ない道具は読まれるだろうけど、もはや生活に定着してしまって過去の記憶でなんとなく使い方がわかる家電系とか。

レンジが壊れた時の話をしたら、同じくお正月にレンジが壊れたと返事をくれた友達が「白物は使い方がほぼ一緒だから新しい物でも“単なる買い換え”の感覚になるよねぇ」的なことを言っていて、“生活に定着してしまって過去の記憶でなんとなく使い方がわかる”ってそういうことだよな、って改めて思った。

その一方で、「●●が開かない」とか「無理したら●●が壊れた」みたいな話もよく聞くし、そういう時は実際に見ると手順通りにやっていないことが多い。説明書を見ればわかることだし、楽に開くし使えるようになっているはずだけど、なんとなくできてきたからなんとなくやってしまい、商品ごとに違う微妙な角度や手順を守らなかったために開かなかったり壊れたりする。そういう商品ごとのローカルルール的なものが少なければ少ないほど使いやすい製品になるんだろうけど、いやそれよりは性格的なものかもしれないな。そういう人は皆、どんな説明書もあんまり読まないようだから。

一通り読んだといっても私だってすべてが頭に入っているわけではないし、とりあえず部品リストと使い始めに必要な作業なんかのページを特に一生懸命読んだら、あとは「一通り読んだ」って安心感とともにわからない時とか困った時とか必要な状況に合わせて見直すというのが普段の使い方ではある。そういえば、今回の説明書を保管しようと説明書ファイルを開いたら前の電子レンジの説明書がきれいなまま残っていて、なんとなく捨てられなかったので、新しい説明書とまた一緒にファイルに戻しておいた。あれも読んだけど、確か読まなくてもわかるくらいシンプルだった(そして20年以上保った)。

ということを思ったので、そのことを書いたついでに雑記のカテゴリもつくった。

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