シェーン・マゴウワン死去直後の最新全英チャート(23/11/24-11/30)
どうも。
明日、僕はプリマヴェーラ・サウンドがあります。いざ始まっちゃうと、プリマヴェーラのことしか話したくなくなるので、今日のうちに全英チャートをやっておきましょう。
SINGLES
1(1)Loving On Me/Jack Harlow
2(4)Stick Season/Noah Kahan
3(2)Prada/Casso/Raye/D-Bloc Europe
4(3)Greedy/Tate McRae
5(14)Last Christmas/Wham!
6(16)All I Want For Christmas Is You/Mariah Carey
7(5)Water/Tyla
8(6)Is It Over Now/Taylor Swift
9(8)Cruel Summer/Taylor Swift
10(7)Houdini/Dua Lipa
https://www.youtube.com/watch?v=E8gmARGvPlI
ジャック・ハーロウが1位ですが、さすがに12月に入るとクリスマス・ソングが伸びてきています。ワム!のラスト・クリスマスが5位のマライアが6位。トップ10圏外になると、もっとたくさんのクリスマス・ソングが入っています。
そこで18位のこの曲を聴いてみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=j9jbdgZidu8
本当に無骨な歌いっぷりだからこそ逆に心にしみて美しい名バラード、「Fairytale Of New York」、この時期のイギリスではいつもトップ10に入るんですけど、その矢先に
ポーグスのシェーン・マゴウワンが亡くなってしまいました。残念です。
彼と言えば、80年代が生んだ名パンク・バンド、アイルランドの伝統的なフォーク・ミュージックをパンクと融合させたポーグスのフロントマンです。
どうしてもこの曲が有名なんですけど、
この曲も入った1988年の3枚目のアルバム「If I Should Fall from Grace With God」、これは当時話題となりました。イギリスでもトップ3に入ったし、アメリカでさえトップ100に入るヒットになり一躍時代の寵児でした。
すごく将来を嘱望されていたわけですけど、「アイルランド人はヘヴィ・ドリンカー」とのステレオタイプにこの人も漏れることなく当てはまってしまい、酒に溺れるようになってしまいました。この後、2枚でポーグスから去ってしまい、トラブル続きでソロもなかなかうまくいかず。ポーグスにも戻ったんですけど、あの短い全盛期に匹敵する活躍を見せることがないまま自宅療養中に肺炎で亡くなったようですね・・。
ポーグスそのものを聞いて欲しい気持ちはありますが、これでこの後、イギリスで多分、今年に関してはこれがクリスマス・ソングで一番売れたりするんじゃないか、という気もしています。
ではアルバムに行きましょう。
ALBUM
1(-)This Life/Take That
2(2)1989(Taylor's Version)/Taylor Swift
3(4)Hackney Diamonds/Rolling Stones
4(16)Christmas/Michael Buble
5(6)GUTS/Olivia RodrigoGUTS/Olivia Rodrigo
6(10)Folklore/Taylor Swift
7(7)Diamonds/Elton John
8(8)The Highlights/The Weeknd
9(11)Midnights/Taylor Swift
10(15)Lover/Taylor Swift
初登場で1位はテイク・ザット。聴いてみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=dfNb7Z5SW7o
これが6年ぶり9枚目のアルバムになりますね。90sのスーパーアイドルも、今や3人、全員が50代に突入しています。なんか風貌もすっかり渋くなってますね。
もともと「楽曲アイドル」っぽいところがあって、それの先駆者的なイメージもあるんですけど、もうここまできたらアイドルじゃなく、普通のポップロックですよね。そういうものとして楽しんだ方が良いような気がしてます。
あと、ストーンズがアルバム発売から1ヶ月以上たってまだ3位というのがすごい!中高年が買い続けてるということですよね。
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