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13枚目の全13曲 その8

2023年4月8日に、浅岡雄也さんの13枚目アルバム「世界の果てで逢いましょう」が発売された。こう来たかぁ!と思う曲が満載のこの1枚の感想を書こう、その8。

(2023.11.12確認)


歌詞は歌詞カードから引用する。


13曲目 世界の果てで逢いましょう

イントロの初めが怖い…。
と思うけど、曲全体が怖いわけではない。
が、タイトルから来る最初の印象が少し怖かった。

「世界の果て」って、どこ?という不安感。
「逢いましょう」は前向きだけど…。

歌詞にある「悪魔と契約」「天使」「タマシイ達」て単語だけを取り出すからそう思うのかもだけど。


「世界の果て」という言葉から想像して、「この世の果て」=「この世の終わり」に置き換わってしまったんだな。マイナス方面の妄想力、半端ないな…。


もしかして、タイトルの読み方にもよるのかも?と最近気が付いた。
「世界の果てで逢いましょう」
①「果て↗で↗」と上がる場合は明るく
②「果て↘で↘」と下がる場合は暗く
感じるかも?

浅岡さんがゲスト出演したラジオ番組で、パーソナリティのAKさんが①で読んでいて、あれ?そう読むんだ?なんか印象が違うなぁ、明るいなぁと思った(AKさんの声も明るかったので)。
浅岡さんご本人がどういう読み方で曲紹介してたかは記憶にない…(おい)。

筆者は②で読むので余計に暗く思うのかも知れない。発音や方言のイントネーションの癖などもあるかも。

曲中では「世界の果て↗で 逢↗い ましょう」
て感じで音が高く上に行くので、全く暗くない。


世界の果てで逢いましょう
どんな肌でも 思想さえも 飛び越えるような

発売前のライブで聞いた時に「思想」を「死相」に変換し、またしてもマイナス方面の妄想力を発揮。浅岡さんなら書いてもおかしくないと思っていたが、ライブで「思想、思う方ね」と解説してくれて、そっちか!と納得。


世界の果てで逢いましょう
君の事なら 見つけだすよ 確信のような
愛しか 残らない
人類※(ひと)は そんな 弱くないだろう?
君と未来を創りたい

※カッコ内筆者の補足

「ひと」が「人類」だ。個々から全体の視点になるのが壮大。



ストリングスが入り盛り上がって、最後はピアノで締める。後半のベースがすごくカッコいい。


後奏のピアノ演奏が1分程あり、映画「オペラ座の怪人」(05年公開)の最後の場面を思い出す。映画は寂しさが残るけど、この曲は希望がある。

最初の怖いは最後には優しいになった。



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