7/16にBitSummitへ行った話を今さらする!

BitSummitというイベントをご存じだろうか?
毎年、京都で行われているインディーゲームの展示会?お披露目場?いわゆるゲームショーというやつ?
ふわふわしているのは私がそういうものに対して全く詳しくないからである。ごめん。
なんといいますか、普段ゲームを作っている人が一堂に会して、自分の作ったゲームを見せる、試遊できる、作っている人から直接どういうゲームか話せる、そういうことができる大規模な会である。
もう10年以上開催されているとか…

私がその存在を知ったのは去年(2022年)のことであった。
早く言ってよー!もっと情報弱者にも届く感じで宣伝にチカラ入れてイコ☆と心から思ったものである。

ただ、去年の私は絶賛体調不良!病中真っ盛りだったため参加できず、いいないいないける人いいな…と指をくわえるばかりだった。

で、今年である。
2023年は7/14~16の3日間開催されるということをSNSで知ったので、行くか!と思い立った。
しかし…ゲーム歴は長いが私はゲームが下手である。初代バイオハザードでラジコン操作ができなさ過ぎて洋館の入り口で詰んだレベルだ。一人で行くのは心もとない…
なので、Blasphemous2の発売を心待ちにしているメトロイドヴァニア大好きおばさんこと妹を誘ってみたのだが「仕事や」の一言であえなく断られた。しゃーない一人で行くか…

14日はビジネスデーというやつでお仕事関係、ご招待などの関係者デー。一般客は15日と16日に入場できる。私は16日に行くことにした。
場所は京都勧業館、みやこめっせ。
京都の様々なオタクに馴染みの深い場所である。
というのも、同人誌即売会、ドールショー、爬虫類ショー、ミネラルショーなど、展示会といえば!な場所だからなのだ。
私も人生ではじめて行った同人誌即売会の場所はみやこめっせだったし(少年ジャンプでハンターハンターがハンター試験をやっていた頃)、コスプレイヤーだった友人と京阪三条の駅で待ち合わせてよく足を運んだ(三国無双3とかが流行っていた頃)ものである。
京阪電車からのアクセスが非常に良い。

会場には11時頃到着した。開催時間は10時~17時まで…ゲーム関係のこういうイベントに来るのが初めてなので勝手がわからない&どういうゲームが出展されているのか全然予習していない状態だったので、楽しめなかったらすぐ帰ればいいや~ぐらいの気持ちでヌルっと到着。
結果、朝から来ても時間が全然足りなかったヨ☆

入場ゲートでリストバンドをもらって、手荷物検査を受けてから会場に入る。
わぁ人が多い!が会場が広いのでごった返しているということもない。そして人間の種類が多い…
8割、9割は普通であるのだが、その中に紛れこむ目立つ人々。
友達の遺骨をネックレスにしてそうなデスメタルバンドみたいな風貌の人…
普段は妖怪退治をしていそうな京極夏彦の小説の登場人物みたいな人…
大きなぬいぐるみを抱えた絵にかいたようなロリータファッションの人…
どこぞの麦わら海賊団の船長そのままなファッションの人…

うん、ここは私の泳げる水だ!

俄然、やる気が出たところでまずは大きくスペースを確保している大きい会社のブースを物色。目の前にあった任天堂ブースでインディーワールドのロゴがプリントされたトートバッグをヌルっともらう。アプリでチェックインしたら貰えるということだけは知っていたのだ。
そして私が6年前ぐらいからしつこくやり続けているにゃんこ大戦争のPONOSへ。写真スペースで写真を撮ったり、にゃんこウチワをもらったり。ブースのお姉さんに教えてもらったのだがブースを訪れるとレアチケットが3枚もらえた。やった!帰ったらぶん回そう!

さて、私が事前に入手していた情報はこれで弾丸切れである…

ここからは行き当たりばったりで会場内をふらふら。
わぁすごい!どこを見てもゲームしてる!歩いてるだけで楽しい!
この辺から記憶が曖昧というか順番をよく覚えてないのですが、印象に残ったゲームを紹介していきたい。手元に残っているチラシを上から順にめくった順なので完全に順不同です。

「STRANGE SHADOW」
大きい生き物に捕まらないようにしながら自分の惑星に帰るために頑張る宇宙もの。大きい生き物がすごく大きい。めっちゃ大きい。試遊台が空いてなかったので触ってないんだが、映像がキレイでめっちゃ面白そうだなーと思った。とにかく大きい生物がDE☆KA★I☆

「SKY THE SCRAPER」
窓掃除を生業とする自分探し中の若者を育てるゲーム。割とストーリーと育成の部分がしっかり作られている。窓掃除は上下左右への移動、窓を拭く、掃除用具を洗うとシンプル。必殺技ゲージが貯まって一気にキレイに出来ると嬉しい。そして油断するとめっちゃ落ちる。私はゲーム内での一週間で2回も転落し常に満身創痍だったため、家賃が払えず夢破れて帰郷するエンドだった。掃除用具をガショガショ洗うモーションが好き。

「The Devil Within: Satgat」
これは妹が好きそうやな~と思いながら遊んでる人を見ていた。妹には激推ししておいた。高難易度死に戻り系は見るのは大好きなんだがあたいにはちょっと難しすぎるんだよ…画面がスタイリッシュでアクションが派手&爽快。

「ぶっとバード」
鳥に重火器を背負わせて打ち合いをする4人対戦のゲーム。小学生が友達同士でやったら争いの火種になるタイプのあれです。シンプルにめっちゃ面白い。単純な打ち合いと思っていたら横取りされたり、武器の相性、使いやすさや好みもありそうな感じ。鳥がカワイイ。

「CATO」
猫=横に動ける。トースト=縦に動ける。猫+トースト=縦横無尽!!!というわけのわからないコンセプトのゲーム。でも猫トーストめっちゃ動けて爽快。猫は絶対に足から着地するという話と、パンを落とすとバターを塗った側が必ず下になるという話を合わせた、けっこう頭が良さそうな感じのテーマがどうしてこうなったのかわからないが猫カワイイ。

「AKURRA」
オープンワールドのパズルゲーム。画面の見た目はゲームボーイカラー時代のゼルダの伝説みたいな感じで、アクションなのかな?と思いきやめっちゃ骨太なパズル。けっこう悩まされた。隣に座っていたお兄さんは途中で諦めてたし…私はしつこいのでなんとか最後までたどりついたんだけど、最後のところはかなり用のない場所をウロウロした。でも解けると脳汁出るね!私はこういうゆっくり悩める系のゲームは大好きだ。

「UNRESTRICTED」
スーパーヒーロー体感アクションゲーム。広いフィールドをめっちゃ飛び回っている画面を見て、何それ!?やりたい!!となったが何人か試遊待ち中だったので撤退してしまった。残念…あたいもヒーローになりたかったよ。アクションがド派手で楽しそう。飛び回るの気持ちよさそう。

「OMEGA CRAFTER」
これも出来なかったんだけど、ブースのお兄さんがいろいろ説明してくれてやりたくなったやつ。要約するとカワイイロボみたいのんがめちゃめちゃ手伝ってくれる血の出ないVALHEIM。カワイイロボたちに簡易的なプログラミングをほどこすことができてかなり詳細にプレイヤーのお手伝いをしてくれる模様。私の頭の中ではSons Of The Forestのケルヴィンが浮かんでいたが、彼よりも詳細に指示が出せるようです。ソロプレイヤーに優しいね!そして、建築したりできるオープンワールドゲームは割と血が出がち、ゾンビ出がち、人死にがちだが、このゲームは平和な雰囲気。

「Death The Guitar」
持ち主を殺されたギターが復讐に燃えて旅立つアクションゲーム。コンセプトがもうすげぇわ、好きだわ。そして動きと画面の色味がイイ。これも難しい系のゲームなんだけど、なんか動きが早くて電気流したらガツーン!横行ったらゴーン!みたいなスピード感で人間どもを粉砕していくのが面白かった。

「ANTHEM#9」
手持ちのジェムをうまいこと繋いで技を繰り出し、効率よく敵にダメージを与えていくパズルゲーム。これ面白かった。最初に赤、青、緑といった色付きのジェムが自分の手元に配られて、赤赤緑で技1が出る、青赤緑で技2が出るみたいな説明がされるので、言われるがままに出すと敵にダメージが入る。そして赤赤緑の最後の緑は次の技の1個めのジェムとして扱われるので次の技は緑でスタートするものを選ぶと効率が良いというような効率追求ゲー。あたい好きだよこういうの…!

「CASSETTE Boy」
画面に映っているものはある。映っていないものはない。それを使って進んでいくパズルゲーム。シュレディンガーシステムというらしい。猫のあれですわ。画面を回してあるとない(猫のあれ的には観測しているとしていないか?)を操作して進んでいく。パッと見た感じは2Dの世界なんだけど、実は3Dで画面をああでもないこうでもないといろんな方向から見ると進める。

「SCHiM」
常に人がいて出来なかったけど、画面みた瞬間やりたーい!!となったゲーム。影から影を渡り歩いて目的地を目指すというもので、とぎれとぎれだったり、動いていたりする影に入り込んで進んでいく。もう絵面のおしゃれ感が半端ない!シンプルででもよく動く。

とりあえず、思い出せる範囲ではこんな感じ。
時間が足りない…本当に足りない…
気になるゲームはもっとたくさんあったし、やりたかったゲームもいっぱいあって、来年はちゃんと予習してまた来るぞ!!と思いました。

ちなみに私はグラスホッパー・マニファクチュアという会社のゲームが大好きで、今年は物販だけ出展していると聞きフラフラとブースへ。

シルバー事件は出るたびに買うのでずっと現行機で出来る状態にしておいてください。
花と太陽と雨とをガビガビポリゴン&苦行マラソンそのままでいいのでやりたいであります!サントラが心の底から欲しいです!

そういう話をしていたら51さんシールをもらった。
その節はありがとうございました。家宝にします。

ということで、BitSummitはぼっちでもすっごい楽しめます。
もちろんお友達やカップルで来ても楽しめるし、お子様連れもたくさん見かけた。外国人の方もたくさん来ていたが作ってる人もお客さんもみんなフレンドリーだった。This is a penが理解できる程度のカタコト以下英語の私でもなんとなくコミュニケーションがとれたよ。
外にキッチンカーとかも来ているのでお祭り気分でも楽しめます。

私はちゃんと予習をして来年に備えます。
来年がすでに楽しみだなぁ。






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