今年もコロナ禍とかいうクソな一年でしたが音楽だけは相変わらず良かった。そんな中でもお気に入りな３０曲を。

30-21

30. Mengers - i/O

メキシコのノイズ・ロック バンドからの一曲。Metz のようにクールに轟音をかき鳴らすバンドの新曲。最高。

29. Japanese Breakfast - Be Sweet

懐かしくも人懐っこいキッチュなメロディーが耳に残る。アジアン・テイストなアレンジも良いですね。アルバムも最高でした。      

28. Ross From Friends - Love Divide

ダンスフロアでもヘッドフォンの中でも自由に踊れるエレクトロニック・ミュージックは大好きだ。時代を縦横するエモーショナルな音楽だと思います。

27. Fiddlehead - Million Times 

メンバーが界隈では伝説的なハードコア・バンドの人たちが集まって結成されたバンドらしい。正直疎いので分からないんですが、たしかにこの曲(アルバム)が最高だってのは分かります。

26. Bicep - APRICOTS

冷ややかで無機質なビートとサウンド。しかし、血肉に直接訴えかけてくるような熱い音楽がここにあります。己と向き合いたい人は是非。

25. Hiatus Kaiyote - Get Sun

ヤバいです。ジャングルと宇宙が同居しているようなカオスな音楽！！マジでエグイぜ Hiatus Kaiyote !!

24. Ovlov - Strokes

大好きなんだよな Ovlov。 今年リリースしたアルバムの中でも少し毛色が違う一曲。ヘヴィで疾走感があるナンバー。彼らの音楽は喧騒の中に妙な温もりがある。間違いないよ。

23. Cloud Nothings - Nothing Without You (playthrough)

クラウド・ナッシングス の新曲ってだけでウルっときちゃうのに、その曲がこんなにポップなんて… やっぱり最高だよ！！またライヴに行きたいな。

22. Yves Tumor - Jackie

今年も異次元の存在下にいるミュージシャンからファンタスティックな一曲がリリースされてましたね。何故、彼の音楽はこんなにも涙腺に訴えかけてくるのか。

21. Wild Pink - The Wind Was Like a Train 

US インディー・ロック シーンの中でも信用しているバンド。やっぱり良い曲を作りますね。今作は様々な楽器が一曲一曲を鮮やかに彩られており、また郷愁的な雰囲気も味わえる素晴らしいアルバムでした。

20-11

20. NOT WONK - slow burning

己のパンク美学を突き通しながら実験的なサウンドを確立したナンバー。粗削りだが、だからこそ響くんだろうな。

19. Blawan - Under Belly

本当に一聴して心を鷲掴みにされた一曲。太っといビートと気持ちの悪いメロディー・ラインにもうメロメロです。なんか音も妙にどでかいのも最高。

18. 羊文学 - マヨイガ

羊文学の纏う空気感は特別なんですよね。毎年、年を取りたくないなって思いますが、羊文学の新曲がリリースされるなら好んで年齢を重ねていきたいですね。年を重ねるたびに響くと思うし。

17. 冥丁 - 晩夏

アンビエントですが、ここ最近はメロディックになってきた印象を受けます。彼の音楽に耳を傾ける時間は本当に極上な時間だ。

16. Phoebe Bridgers - Graceland Too

彼女の新作も良かったな。特にこの曲は、牧歌的ながらもたゆたうように感情が乗っていて素晴らしいなと心が震えました。今後も追っていくミュージシャンです。

15. Viagra Boys - Girls & Boys

マジで最高。こんなおっさんになりてぇ！ってずっと思わせてくれます。ちゃんと楽器隊が見せてくれるのが憎い。そんでグルーヴィー。そら、皆んな踊ってしまうよ。

14. IDELS - THE BEACHLAND BALLROOM

渋い。熱い。カッコいい。興奮して鼻血出ちゃう。現代のポスト・パンク シーンの兄貴分が一層クールになって新曲をリリースしてくれました。一生聴きます。

13. yonige - 対岸の彼女

今年一番驚いた作品。こんなにも自分たちの世界を描けるバンドなんだなと本当に感動しました。センチメンタルなロックは大好きです。

12. Shame - Born in Luton

泥臭くてテクニカルでダンサブルでポストパンクで…僕が大好きな要素が詰まっている一曲！オーラも出てきてるね！！

11. Rostam - 4Runner

正にMVのように暗がりの高速道路を突っ走るような爽快感があります。キャッチーでロマンチックなナンバーです。

10-1

10. Dry Cleaning - Unsmart Lady

クール過ぎる。冷め切ったヴォーカルと対照的な熱いバンド・アンサンブル。憧れに近い感情を Dry Cleaning に寄せてます。ロックですね。

9. kZm - Aquarius Heaven

kZm のサンプリングはあまりにも世代過ぎるんですよね。それだけでなくメロディーのアレンジやリリックのセンスも勿論大好き。好きなラッパーです。

8. ROTH BART BARON - 鳳と凰

彼らが創造する音楽と世界観は絶対に世界にとってプラスになるエレメントだと思います。

7. 中村佳穂 - アイミル

いよいよ日本を代表するフィメール・ミュージシャンになりそう。それでもこの曲のように彼女らしく楽しそうにピアノを弾いて歌い上げていってほしいな。

6. Do Nothing - Glueland

今年出会って一番興奮したバンド！！渋い！しかし、懐古ではない現代的なロック要素を併せ持つ！アルバム待ってます！

5. The Armed - ALL FUTURES

アルバム名に恥じない、まさに『ウルトラ・ポップ』な作品からの一曲。The Armed という組織が今後どのように音楽界をかき乱すか、期待大です。パワフルですねぇ。

4. Modest Mouse - We Are Between

大好きなバンドがひねくれ者を連れてひねくれたアルバムを出してくれました。3ピースだった Modest Mouse の幻影を嫌でも追ってしまう自分がいながらも、この曲は本当に良く聴きました。

3. 파란노을(Parannoul) - 아름다운 세상(Beautiful World)

これは反則。否が応でも反応しちゃう。夏 / エモ / シューゲイズ / ポスト・ロック の美味しいところを凝縮した一曲。自分の人生に無かった青春が勝手に脳みそにフレームインしてくる妙な没入感とも捉えられる魔力があります。一生この音楽に浸っていたいと思えるぐらいに。

2. Low - Days Like These

圧倒されましたね。US の ベテラン スロウコア / インディー・ロック デュオの新作は。耳を搔き毟る程のノイズとゴスペルのケミストリーが織り成す バラード・ソング。

1. Hovvdy - True love

US のインディー・ロック デュオ の新作は本当に多幸感が詰まっていた。世界的にネガティブなニュースが多かった１年でしたが、彼らの音楽が等身大の自分と再度向き合わしてくれる機会を作ってくれたような気がします。パンデミックが終息したら、是非日本に来て下さい。

2021 Best Albums 12 ＋1 もまとめました。

来年はどうなることやら。