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2022 Best Songs 27

コロナ禍の収束の兆しが見え始め、それと同時に街の動きも加速し、日々多忙を極めた一年。あまりにも忙しく、2022年は音楽を積極的に聴く気になれなかったのですが、そんな中でも心に響いた曲を27曲(中途半端..)ピックアップしました。


27-21

27. The Beths - Silence Is Golden

ニュージーランドのインディー・ロック バンドからの新曲より。
キャッチーで爽やかなメロディーが疾走していく最高に気持ちいいナンバー!アンサンブルが生き生きしているね!

26. Horsegirl - Billy

US からまた若いフィメール バンドが出てきました。90年代 オルタナティブ・ロック 勢を感じさせるざらざらっとした質感がたまんないね。

25. 優河 - 灯火

シンプルに歌声が綺麗すぎる.. 歌の力って凄いなと改めて思った一曲です。

24. 宇多田ヒカル - BADモード

宇多田ヒカルの新譜も良かったな~。新譜のタイトルでもありオープニング・トラックを飾る一曲。軽快でムーディーなトラックと生活感のある詞が素敵です。

23. Awich - Link Up feat. KEIJU, ¥ellow Bucks (Prod. Chaki Zulu)

日本を代表する沖縄出身のフィメール ラッパー の新曲は郷土愛に溢れたナンバーです。あまりヒップホップのことは詳しくないけどこの一曲に詰め込まれた熱さにやられました。

22. Yard Act - The Overload

現行イギリスのポスト・パンク シーンの流れを汲むバンドがまた出てきましたねー。テンポのいいバンドサウンドの上で皮肉をまくし立てるスタイル!無論、好きだぜ!

21. 星野源 – 喜劇

本当に嫌みのないポップ・ソングを作るのが上手いな~と改めて思いました。ポップなんだけどちょっぴり切ないメロディーが良いですね。

20-11

20. Death Cab for Cutie - Roman Candles

デスキャブの新曲!10枚目となる新譜のリリースですがそのリード トラックがまだまだサウンドの追求をし続けるという意気込みを感じさせる躍動的なナンバーで、それだけで感動もの…

19. 安月名莉子 - かたち

アニメ メイドインアビス のオープニング曲。アニメの世界観に共鳴した詞とメロディーが最高。一メイドインアビス ファンとして大好きな一曲になりました。サビでいつも鳥肌立つ・・・

18. Tomberlin - happy accident

風格が出てきましたね・・第一線で活躍している US 女性 SSW と肩を並べる日もそう遠くないと思います。このシリアスで緊張感ある雰囲気は Mitski が一瞬よぎる・・

17. PVA - Bad Dad

これまたロンドンからクールなバンドが新譜をリリースしました。ひりつく冷たい空気を纏いつつしっかりと躍れるテクノ バンド。
サウス ロンドンは本当に個性的なミュージシャンがぼこぼこ出てきて楽しいな~

16. Pinegrove - Alaska

Pinegrove も新譜をリリースしてくれているんですよね!よりカントリーチックなインディー サウンドになっており、本当に心に沁みる..大好きなバンドです。

15. せだい - 春のまなざし

個人的に今一番気になっている日本のバンド。文学的な詞を綴り情熱的に演奏する姿に憧れさえも抱きます。2023年はライブに行きたい。

14. 中村佳穂 - さよならクレール

彼女はいつだって自由でファンの期待を優に超えていきますね。この曲はサンダーキャットと演奏するために作られたようで、たしかにベースラインがめちゃめちゃで面白いです。(残念ながら共演は中止になってしまいましたが・・)フジロックのコーラス隊を中心とした演奏も本当に最高だった!!!

13. Weird Nightmare -Lusitania

Metz のフロントマン アレックス・エドキンス がソロ作品をリリース!この甘酸っぱいガレージ・パンク サウンドよ!拳を突き上げて歌いたくなる衝動に駆られること間違いなし!!!

12. Dry Cleaning - Gary Ashby

サウス ロンドン の個性的なバンドの新譜は非常にメロディックでした。相変わらず淡々と掻き鳴らされるギターがエロ過ぎる・・

11. Big Thief - Simulation Swarm

今やロック シーンで最重要な存在になったともいえるインディー・ロック バンドの一曲。どの曲も圧倒的な個を放ち、息をのむほどの美しさがあるのですが、そんな中からとてもメンバーが楽しそうに演奏しているこの曲がお気に入りです。

10-6

10. Camp Cope - Blue

Camp Cope の新譜はとても優しくて愛に溢れていました。それはジョージア・マックの力強くも温かみに満ちている歌声にも表れています。
今、世界で一番カッコいいと思うフィメール バンドです。

9. 鈴木実貴子ズ - 夕やけ

2022年初めて知って一番刺さったミュージシャン。フジロックのルーキーア ゴーゴーで知ったんだよな。知れてよかった。包み隠すことのないドストレートな詞と暑苦しく演奏する姿に心が震えました。いつかライブで聴きたいな。

8. Spoon - Wild

ベテランバンドの渋さ。決して若手には鳴らすことができないロックンロール ナンバーです。このムンムンと薫る煙っぽさに恍惚としてしまいます。

7. Gilla Band - Eight Fivers

凶悪ですね。MVも気色悪いし。理性的に狂っているさまが猟奇的すぎる。ミニマルな演奏から徐々に音を増幅させることにより曲に緊張感を孕ませて一気に暴発させる展開力は圧巻。興奮しすぎて熱が出ちゃう。

6. The 1975 - Happiness

世界的なロックバンドのスターっていうのはムーブメント的に生まれにくくなっているのですが、彼らはアルバムを出すごとにずんずんとスターダムの階段を駆け上がっているように思います。自己プロデュース力に長けているんでしょうね。というか第一に曲が良い!本当にカッコいいよ 1975…

5-1

5. Yves Tumor - God Is a Circle

彼が創造する独自なダーク・ファンタジーの世界観のファンの一人です。しかし、おぞましさ以上にどうして彼の音楽はこんなにも物悲しく響くのでしょうか。新譜、待っています。

4. Alex G - Runner

家で引きこもり一人で曲を作ってきたミュージシャンが今度は仲間と共に一つのアルバムを作り上げました。不思議な魅力があるインディー・ロック ナンバーです。

3. 羊文学 - 光るとき

とにかく、曲が良い。塩塚モエカの歌声が良い。
アニメ 平家物語のオープニング曲でもあり、その儚くて壮大な世界観をしっかりと表せています。

2. Fontaines D.C. - I Love You

気付けばアルバムも3枚目。無骨なポスト・パンク サウンドをかき鳴らしていたときはまた違ってスケールアップしています。この不穏なロックサウンドの中グリアン・チャッテンが畳みかけるように叫ぶパートがヤバいですね。

1. Cwondo - Sarasara

何なんだろう。この懐かしさと人懐っこさは。彼の音楽を聴くと何故か思春期の頃を思い出してしまう。とてもキュートでノスタルジックなエレクトロニカです。彼は本当に音楽を作ることが好きなんだろうな。
2022年はCwondoに心を鷲掴みにされました。

2023年も素敵な音楽と出会えますように。

2022 Best Albums 10 も書きました!


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