見出し画像

Best Of 2017:20 Songs

今年の超個人的に良かった曲をここに記します。

相も変わらず偏狭なセレクトです。


20. Mount Kimbie - Blue Train Lines ft. King Krule

マウント・キンビーの緊張感のあるビートに気怠くも情熱的にキング・クルーが詞をのせていく。いい塩梅。いいコンビ。今年一渋いフィーチャリング・ナンバー。


19. Sorority Noise - No Halo

この曲を聴いて胸が熱くならない人はいるのでしょうか?多分いないですね。少なくとも男の子なら全員が胸を熱くするでしょう。ついているはずのないエンジンが勝手に稼働していくような、全速力で走り出したくなります。


18. Blaenavon - Orthodox Man

凛としたメロディーと人懐っこいギターリフが印象的で(ヴィジュアル含め)UK然とした一曲。今期待されている若手バンドの一つでもあり、これからもどんどん大きくなっていきそうです。


17. Portugal. The Man - Feel It Still

今年の夜な夜な軽快にステップを踏みながらアルコールを摂取したくなるダンス・ロック・チューンNO.1な一曲。

MVも大好き。神父にハーレイを跨らす演出や廃車の上でサックスを吹かす演出などクール過ぎ。。


16. the band apart - Castaway

バンアパってなんでいつも最高なんでしょうか。毎度毎度最高傑作を更新するし、常に脂がのっている状態?青春期にバンアパを愛聴していたのですが、その思い出補正も加わったバンアパよりも今のほうがカッコイイなんて、こんなにも良い意味で期待を裏切られる事もあるんですね。

とにかく冴えすぎです。。


15. Lorde - Perfect Places

今年の各メディアで年間ベストにノミネートしまくった新譜の中からの一曲。あまりメインストリームのポップ・ソングは聴かないけれど、この曲はとても素晴らしいです。音数や音色などの拘りから匂わす品があってそこに感情が淡くのった歌声が響くのだからもうたまらないです。日本からもこんな女性ポップ・シンガーが出てきたらいいのにな。。


16. Alex Cameron - Stranger’s Kiss (Duet with Angel Olsen)

シドニーからはクラシカルなロック・スターの風体を纏うアレックス・キャメロンとこちらも一見で只者ではない事が確認できるであろうUSのSSWエンジェル・オルセンとのデュエット・ナンバー。どちらも声に味がありますが、それが全面に活かされているロック・バラードです。


15.TheSpringSummer - 枯れない花

大阪のエモーショナルなギターロック・バンドの新曲はやっぱりエモーショナルだった。この曲で彼らは"変わらないものなんかはすぐに色褪せていく"と歌っているけれど、僕はこの曲を聴いて彼らはこれからも変わらずにギターをかき鳴らし続けていくんだろうなと感じ、同時に何だか少しだけ安心してしまいました。


14. Rostam - “Half-Light” ft. Kelly Zutrau of ‘Wet’

丁度いい酩酊感あるナンバー。この曲は赤ワイン片手に直のフローリングに寝そべってただただ視線の先で無機質に回るシーリングファンライトを眺めながら聴くと最高です。やった事はないです。とにかく酔っている時に聴くと抜群です。。


13. ASIAN KUNG-FU GENERATION - 荒野を歩け

アジカンはいつだっていい曲を提供してくれます。今年も例に漏れず、、

そして改めて思います。僕はアジカンにはロックなナンバーよりもこの曲みたくずっとポップな曲を作り続けてほしい。。


12. 吉田ヨウヘイgroup - フォーチュン

吉田ヨウヘイgroupの現時点で最高峰の一曲でもあり、これからの彼らにも期待せずにはいられない。いい仕事をされます。


11. Broken Social Scene - Halfway Home

2017年の私的オープニング・テーマ。この音圧を毎朝半分眠っている身体にぶち込みながら通学していた時期がありました。やっぱり壮大なコーラス・ワークとホーン・セクションは最高です。


10. Phoebe Bridgers - Motion Sickness

今年のベスト・ニュー・ミュージシャンに彼女の名前を挙げる方は多分たくさんいるのではないのでしょうか。僕も帰路の電車の中でついつい口ずさんでしまう程によく聴きました。滋味深いしストレートに良曲です。


9. Formation - A Friend

日本では(というか日本の一部メディアか)では割と評価されていたにも関わらず自国UKではあまりパッとしない、ビッグ・イン・ジャパン的な印象をも受けますが、改めて聴きなおしましたがやっぱりとてつもなくクールだ。MVもクールです。


8.Japandroids - No Known Drink Or Drug

荒々しくかき鳴らされるギターの時点で既にエモーショナルな気分になってしまうし相変わらずドラムは心地いい。気付けば拳を突き上げてしまう程に溢れんばかりのエモがここに詰まっています。


7. Duncan Fellows - Sleeper

USのインディー・ロックには底がない。次から次へと湧き水の如く素晴らしい音楽が溢れ出る中、特に自分が気に入ったバンドからの一曲。爽やかだし哀愁も漂っているし、高揚感にも包まれる。こんなにも今良い気分なのは多分彼らのおかげ。


6. 2 - Family

初期衝動をモロにぶつけられるような感覚。

この曲を聴くと、あぁやっぱり自分は邦楽ロックが好きだな、、なんて思わせてくれるし涙腺にも直撃してくる一曲です。


5. 8otto - Ganges-Fox

イントロのドラムの時点で最高だし、そこにのるベース・ラインも音も素敵だし最後に開放的なサビがくるなんて、、そんな展開はズルいです。


4.Los Campesinos! - I Broke Up In Amarante

甘酸っぱいパンキッシュなナンバー。

贔屓のサッカー・チームが惨敗したからといってその怒りで酒に溺れるとかいう超がつく程にパーソナルで超がつく程に等身大で真っ直ぐかつ捻くれた一曲。もう大好き。


3. Middle Kids - Edge Of Town

今年一番発見して驚いたニュー・カマーからの一曲。オーストラリアのバンドです。素晴らしい雰囲気を醸し出していますし何より声がめちゃくちゃ沁みる。。今年にEPを一枚リリースしたばかりでもあり、これからどんどん注目されていくだろうなと感じさせてくれるポテンシャルに満ち溢れています。既にフル・アルバムが待ち遠しい。。


2. MUTEMATH - War

エレクトリック・ミュージックに傾倒した前作をより強力に、よりミュートマス節にアップデートした最高の一曲。コレコレ、、これがミュートマスのカッコ良さ!!最高にグルーヴィ!!!


1. The Horrors - Something To Remember Me By

まさかあのホラーズ(ホラーズ自体そんなに趣味じゃなかったから)に今年は心を持っていかれるとは、、と驚いた一曲です。曲単体では今年一番聴いたかもしれない。妙に爽やかで妙に不気味で妙に切ない。。とにかく良い曲です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?