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ブギウギ

2023年10月2日、『ブギウギ』が始まりました。
ご存じ、戦後日本を元気づけた歌手・笠置シヅ子(1914年 - 1985年)をモデルにしたテレビドラマで趣里主演で放送されています。今のところはUSK梅丸少女歌劇団(以下、USK)〈OSK日本歌劇団〉編で子役の週が終わって本役が登場しました。

初回は『東京ブギウギ』で愉快に登場した趣里演じる福来スズ子〈笠置シヅ子〉が羽鳥善一服部良一  1907年 - 1993年〉(演:草彅剛)指揮で歌い観客を湧かせ物語が始まります。

音楽は服部良一の孫・服部隆之、ナレーターは高瀬耕造、舞台演出は荻田浩二、舞台音楽は甲斐正人です。

※ 〈〉はモデルとなった実在人物・団体を表します。

今(2023年)から75年前、戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)。歌で日本中をズキズキワクワクさせた、笑いと涙の物語が始まる!「東京ブギウギ」で知られる歌手 笠置シヅ子さんがモデル。戦後を明るく照らしたスターの物語。

脚本:足立紳、櫻井剛 
音楽:服部隆之 
語り:高瀬耕造アナウンサー 

NHKアーカイブス 連続テレビ小説 『ブギウギ』

大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子(趣里)は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫(てんしんらんまん)な女の子です。小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。必死に稽古にはげんだ鈴子は、メキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現していきます。 昭和13年、鈴子は上京。そこで、人気作曲家・羽鳥善一(草彅剛)と出会い、大きく運命が変わります。鈴子は、作曲家の指導を受け、“スウィングの女王”と呼ばれ人気歌手になっていきます。 しかし、戦争が始まると、鈴子が置かれた状況は一変。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子の舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまいます。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまいます。 不幸が重なり悩んでいた鈴子の前に、ある青年が現れます。ふたりは恋に落ち、やがて結婚を誓いあうまでに。しかし、青年の家族は大反対、結婚はなかなか実現しません。やがて戦争が終わり、鈴子は青年の子を身ごもります。ところが、青年は病にかかってしまいます。会えない日々が続き、そして、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報でした。死に目に会えず、結婚もできないままの別れ。数日後、鈴子はひとりで娘を出産しました。 鈴子は、ひとりで娘を育てながら舞台で歌います。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」です。明るく、飾らず、全身で歌う、鈴子の真骨頂。戦後の傷ついた日本に、その歌声が響き渡ります。鈴子の歌声に合わせて、笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれていきました。鈴子は“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を駆け上がっていきます。

NHKオンライン『ブギウギ』番組紹介

USK編が走馬灯のように終わり、東京編に入りました。梅丸松竹〉のリストラに事を発する「桃色争議」で高野山に立て籠もり権利を勝ち取った場面から父母の故郷・香川で実母の存在を知り自暴自棄になる場面、歌う娘役として活躍するも満足せずに過ごし、やがて梅丸楽劇団松竹楽劇団〉への移籍話が持ち込まれ後輩の秋山美月秋月恵美子 1916年 - 2002年〉(演:伊原六花)と共に東京へ旅立つ場面で大阪の物語は締めくくりました。

※ 2023. 11. 14 追記
※ 2024.   1. 23 加筆修正


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