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Symmetrize と Dissolve Flat Edge

なんとなくジョジョのスタンドバトル戦みたいなタイトルですね(伝わらない)

Houdiniの学習目的でLabsのファイルを読むということをやってみようと思って、手始めに簡単そうなSymmetrizeを読んでみたときの記録です。Symmetrizeの内部にはDissolve Flat Edgeという別のLabsが使われているので、このようなタイトルになっています。

Symmetrize

強制的に左右対称にする非常にシンプルなノードです。

捻じ曲げられた角度で対象になった豚さん

中をみても非常に単純で、ClipとMirrorが処理の全てです。
MirrorのパラメーターはClipを参照しているので、扱いが簡単になっているのがいいですね。
オプションでDissolve Flat Edgeというチェックボックスがあるのですが、これを有効にすると、内部にある別のLabsのノードの処理を通ります。
ついでなので、これも中身をみることにします。

パラメーターが設定してあるので、ClipとMirrorが連動して動く

Dissolve Flat Edge

平坦なサーフェス上のエッジを除去するノードです。

ノードを使用すると…
設定した角度以下は平坦とみなし、エッジを除去する

こちらも非常に単純な内容…と言いたいところですが、しばらく意味がわからず悩みました。
というのも、ある一定以下の角度をグループ化するだけであればgroup1のinclud by EdgesのMax Edge Angleだけでできてしまうからです。

ハイドにした部分はなくても動くと思った部分
includ by Edges で特定の角度のエッジをグループ化できる

ハイドした部分の処理はグループ内のすべてのプリミティブをグループにして、それをエッジにプロモートして、前述したinclud by Edgesと共に真であればエッジを除去するというものです。
基本的にはなくても動きますが、includ by Edgesだけでは特定の箇所にだけ処理をかけることができません。グループ選択する機能をつけておくことで、より使いやすくする配慮されているのですね…

先日学んだ、短いスパンもしくは関数内で除去するアトリビュートやグループは_ _(ダブルアンダースコア)をつけようという話をあわせて覚えておこうと思います。

パラメーターだけでなくグループがあるとやはり便利

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