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人にわかりやすく伝える方法 vol.06 教え上手になるにはまずは教わり上手になることから

こんばんは。昨日久々に新卒で入社した会社の同期と電話で話しました。
彼は現在も同じ会社にいていつの間にか中堅に。
関西で働いていることを聞いてはいましたが、色々思っていることなどを聞いてとても色々参考になりました。
また、彼自身現在独立も考えているらしくMBA修了のために通学もしているということで、色々な話を聞けてエンジニアとしてだけでなくビジネス職ということを知っていてすごいなと改めて思いました。
私自身も何らかの刺激を与えられるよう精進せねば、、、と思った夜でした。

はじめに

これまで連日投稿をしてきた、人にわかりやすく伝える方法。
三章構成のうち二章までを昨日までに投稿してきました。

1. 相手にわかりやすく伝える

2. ZoomやTeams等のオンラインでの説明


本日は、第三章である「教え上手になるにはまずは教わり上手になることから」についてお話したいと思います。

3. 教え上手になるにはまずは教わり上手になることから

昨日までのお話は主に話し手についてでした。本日は少し視点を変えて聞き手の側でのポイントとなります。
良いプレゼンテーションというものは話し手だけでなく聞き手の協力もあって初めて成り立つものだと思っております。そこで本日はそんな聞き手としても話し上手になるために大事なポイントについてお話できたらと思います。
色々お伝えしたいことはありますが、この章でお伝えしたいことを要約すると以下の通りです。

A. 分からないを正直に言うことこそ最初の一歩
B. オープンな場で質問しましょう
C. 反応返し脱地蔵
D. 教わり上手になるには話し手を体験

 A. 分からないを正直に言うことこそ最初の一歩

職種に限らずまずは、短期間に一気に成長したい、恥をかきたくないなどという考えを捨てましょう
聞き手に求められているものとしましては、「最初から色々知っている」ではなく、今から教えるのだから何も知らないというのは当然だと思います。
なので、わからないということを隠さずに対応しましょう。それをすることで、話し手も相手のことを考えて話し方を考えてくれると思いますので、聞き手がわかるように教えてくださるはずです。
こうしたことをすることで、色々なことを聞くことで成長することができるのではないか?と思います。
つまり知らないということをいうことで、損をすることはありません。
誰かが知らないということで、周りの人も知らないを言いやすくなる、知らないということによりしっかり理解してもらえるよう説明をしてもらうチャンスにもなりますので、隠さずに知らないものは知らないと言いましょう。

B. オープンな場で質問しましょう

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わからないことや質問はありますか?と聞かれたときに、手を挙げずにSlackのDM機能などを使って質問をすることがありませんか?これをすることで、質問を受けた話し手の人は、質問をした人にだけ質問に対する回答をすることになります。
もし何人もの同じ質問をDMを送られたら話し手は「同じ質問が来るなら皆の前であのとき聞いてほしかった」と思います。
誰かがオープンな場で質問をすることで、周囲もおこぼれをうけることもできれば、周りの人も続けて質問をすることが出来ます。
自分の質問がレベルが低いと思っても、逆に言うと他の人も同じようなことを言いやすくなるので、質問をオープンな場ですることで皆に役立ちますし、登壇する側も質問に答えられなかったらどうしようと思ってしまうこともありますが、かんたんな質問をしてくださると話し手もドヤ顔で質問に答えやすいです笑

C. 反応返し脱地蔵

話し手になることを嫌がる人に何が嫌なのか?と何人かに聞いたことがあるのですが、多かった答えとしましては「リアクションがなくてきつい」ということでした。
聞き手からみると堂々として話している話し手に映るかもしれませんが、実際は反応してくれないということで自分の話は大丈夫なのかな?と悪い方に想像をしてしまい勝ちです。
なので、たとえそう思っていなくても聞き手も反応をしてあげるべきです。
また、ZoomやTeamsといったオンラインでの発表の場合は、わかるやわからないといった反応をスタンプなどで返すことで、話し手の方も少しは安心して話を組み立てることができるのではないかと思います。
チャットでコメントを理解度なども含めて書いていただけると登壇者の方も話をする上で助かります。

D. 教わり上手になるには話し手を体験

一人暮らしを始めたら、掃除をしてもらえたありがたみが分かったなどという経験をしたことはありますか?
これと同じように話し手を経験すると準備の大変さなどを理解することが出来ます。
例えば勉強会などで内容があまりわからないななどとおもったら、次回は自分がやってみますというように話し手に立候補してみましょう。
例えば新しい技術などを習得したいとおもったら、誰かに教わるよりも誰かに教えるつもりで勉強したほうが身につきます。
そしてこれを経験することで、次回以降聞き手になったときに相手の伝えたいことや真意について汲み取ることができるようになります。話し手と聞き手をお互いに思いやりをもつことでとても有意義にプレゼンテーションをすることやオーディエンスになることができるのではないでしょうか。

まとめ

ここまで6回にわたってわかりやすく伝える方法をテーマにお話してきました。私自身このように投稿をすることで、自分自身の考えを棚卸しすることにも役立ちます。そして、願わくば読んでくださる皆様にとって少しでも参考になれば、、、と心より祈っております。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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