The WelLiLi Co.

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マガジン

  • TONEZ MAGAZINE

    一般社団法人H.B.A JAPANとアメリカのウェルネスカンパニーThe WelLiLi Co.がコラボしてお届けする、サクッと学べるおしゃれなブラックマガジン。 ヘアスタイルも、ヘアケアも、カルチャーも、レジャーも。ブラックカルチャーを色々な方面からためになることが詰まっています!

  • @textured._

    アメリカのウェルネスカンパニーとHair Braiders Association Japanが共同でお届けするカーリーヘアについての色々を伝えるマガジンです。

  • くるくるあみあみ by HBA JAPAN

    一般社団法人H.B.A JAPANが運営するビューティーアカデミーがお届けする、ブラックヘアとヘアブレイディングの情報を本場アメリカ/アフリカから紹介するマガジンです。 HBA Beauty Academy Internationalでは、これからグローバル化が加速し、多様化している日本で欠かせないスキルでもある、ブラックヘアのテクニックをマンツーマンで教えています。

最近の記事

カーリーヘアの特性と校則 後編〜コーンロウは悪なのか?

前編の記事をだいぶ温存していた最中のこのニュース。 アフリカ人の夫と黒人ミックスの娘を持ち、 アメリカ、アフリカ、カリブ、南米など色々な国からの いわゆる"黒人ルーツ"の髪を施術している美容師の私の意見は、 コーンロウやブレイズを真っ向から否定する校則にはもちろん私も大反対ですが、 最初に(出来れば入学時や進学期)学校側に髪の特性や編みの必要性を伝えていれば こういう事にはならなかったはずです。 以下は、私のサロンのお客様で学校に事情を話して 許可を取得している例です

    • カーリーヘアの特性と校則

      以前、黒人ミックスのユース対象にHBA JAPAN独自でアンケートをとりました。 私自身もパートナーはガーナ人で、もう成人していますが娘がひとりいます。幸い娘は、中学2年からアメリカへ行ったので日本の校則に悩まされることはありませんでしたが、 自サロンでの直接の聞き込み及びアンケートの結果で、 ・ツーブロック禁止 ・スタイリング剤の使用禁止 ・編み込み(コーンロウ)禁止 ・三つ編みは2本まで ・肩についたら耳の下で髪を結ぶ ・高い位置でのお団子禁止 ・縮毛矯正パーマ禁止

      • Jheri Curl ジェリーカールの話 2/2

        カールを伸ばしてから、常に保湿が肝心なジェリーカール。 寝る時は、必ずプラスチックバッグ aka スーパーの袋を頭にかぶって髪の毛を乾かさない様に守ります。 このプラスチックバッグは出先での突然の雨の時にも 便利で男女共に必需品。 ジェリーカールは常にジェルやスプレーで濡れた状態に保っているため 布製のソファや枕はこの様にシミになってしまうのが 最大のデメリット。 ここまで説明すればホントのジェリーカールがどんな物なのかわかったと思います。 まとめると ジェリ

        • Jheri Curl ジェリーカールの話1/2

          コーンロウやブレイズを施術している美容室だとブラックヘア風のパーマをやっているところも多いし、ウェッサ〜イ系の音楽や服装が好きなお客様からもオファーがよくあるこの『ジェリーカール』っていうヘアスタイル。 実際に80年代から黒人が近くにいる環境にいて、 ヘアスタイルの流行やヘアプロダクトを当時から間近で見てきた私からすると 間違った情報が流れていて勘違いしてる人も多そうなので、 本当のジェリーカールってどんなものなのか解説します。 まずウィキペディアでもあるように、70

        カーリーヘアの特性と校則 後編〜コーンロウは悪なのか?

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        記事

          それはドレッド?コーンロウは痛い?

          ブラックヘアへの偏見や間違った認識、情報を正していくのが私たちの使命!! と感じているHBA JAPANのこの『くるくるあみあみ』✨✨ 今日は朝からこんな記事を見つけました。 ご存知の方は、画像とタイトルを見ただけで 『何❓』ですよね。 記事を読むと これは、『コーンロウ』というスタイル。個人的に『コーンロー』という文字にチャラさを感じてしまいます←あくまでも個人的見解 さらに記事には、 これは完璧に編み手いわゆるブレイダーの技術不足。 確かに『テンダーヘッ

          それはドレッド?コーンロウは痛い?

          インタビュー with ウォレン・スタニスロース氏(後編)「ステレオタイプとその先に目指せるもの」

          こちらは、イギリス・ロンドンから留学生として来日し、現在立教大学で客員研究員として活躍されているウォレン・スタニスロースとのインタビュー記事、後半になります。前編はこちらから。 アイデンティティについて(続き)「こうあるべき」からの脱出 ウォレンさん 僕は、白人の生徒が大多数を占める私立学校にずっと通っていました。そういう環境にいると、教育だけじゃなくて話し方も影響されるんですが、僕の話し方はまさに典型的な中流階級のそれなんです。 でもイギリスでは、黒人はあまりそういう

          インタビュー with ウォレン・スタニスロース氏(後編)「ステレオタイプとその先に目指せるもの」

          インタビュー with ウォレン・スタニスロース氏(前編)「日本での生活、アイデンティティ、私たちの知らないイギリス」

          こんにちはこんばんは、HBAライターのRisaです! 今回は、イギリス・ロンドンから留学生として来日し、現在立教大学で客員研究員として活躍されている、ウォレン・スタニスロースさんにインタビューをさせていただきました。日本に来ることになった経緯やここでの生活、アイデンティティ、ステレオタイプ、日本の新しい可能性等、興味深いお話をたくさん伺うことができました。 前置きはこれくらいにして、早速行きましょう! ※このインタビューは英語で行われました。 ※ウォレンさんのセリフ内の

          インタビュー with ウォレン・スタニスロース氏(前編)「日本での生活、アイデンティティ、私たちの知らないイギリス」

          2015年から2024年の特別な10年間について、知っていますか?

          いつもお読みいただいてありがとうございます。HBAライターのRisaです! みなさんは、2015年から2024年までの10年間が、国連によって「アフリカ系の人々のための国際の10年」と定められていることを知っていましたか?この記事では、この取り組みの重要性や背景もふまえて、わかりやすく説明していきたいと思います! 「アフリカ系の人々のための国際の10年」(以下「10年」とします)は、アフリカ系の人々の「理解、正義、開発」のための行動計画を実施するために、2013年12月2

          2015年から2024年の特別な10年間について、知っていますか?

          私たちが聞いている音楽は、黒人音楽から生まれた!

          突然ですが、皆さんは音楽がない世界を想像できますか? カフェやレストランで聞こえるのは、人の話し声だけ。 映画やドラマもセリフだけ。 通勤・通学する時、大勢でわいわい楽しむ時、何かに心を支えてほしい時、音楽がない世界。 音楽は、心にとっての酸素と言っても過言ではないくらい、私たちの生活と切っても切り離せない大事なものだと思います。推しのアーティストを追っかけたり、お風呂で歌ったり、外ではイヤホンが手放せなかったり。楽しみ方も人それぞれ。 普段は考えないことかもしれません

          私たちが聞いている音楽は、黒人音楽から生まれた!

          ライター自己紹介 − Risa 

          こんにちは!HBAのライター、Risaです。 HBAでは、ブラックカルチャーやに関する記事を書いたり、アフリカン・ディアスポラにルーツを持つ方々へインタビューをしたりしています。 私は沖縄出身で、もともと英語やアメリカに興味があったのですが、ブラック・カルチャーには特に馴染みがありませんでした。 南カリフォルニアにある大学に進学し、Breakin’(ブレイクダンス)を始めたのがきっかけに、LAで生のブラック・カルチャーに触れ、その力強さや奥深さに関心を抱くようになります。

          ライター自己紹介 − Risa 

          4月8日はカーリーヘアの日★

          今年から毎年4月8日は『NATIONAL CURLY HAIR DAY(カーリーヘアの日)』!! ナチュラルヘア・カーリーヘアの方たちは、自分のカーリーヘアをもっともっと好きになろう。 学校や社会に出て、周りの人たちにもナチュラルヘアやカーリーヘアへの理解が深まるといいな・・・ そんな思いを込めて、HBA JAPANでは新年度にあたる4月をカーリーヘア啓発月間として色々情報をアップしていこうと思います。 一足先にカーリーヘアデイに向けてプレゼント企画!! INSTA

          4月8日はカーリーヘアの日★

          くるくるあみあみ by HBA JAPAN

          HBA JAPAN代表兼ライターのEmmyです。 今まで別のblogにて発信していた情報をnoteに一部移行して再スタート!! この『くるくるあみあみ』というわかりやすくて可愛いタイトル通り、 一般向けからプロまで楽しめるブラックヘアの歴史から最新スタイル情報、 技術動画まで色々とシェアしていこうと思っています。 HBA JAPANにはバイリンガルスタッフもいますので、他にはない海外情報もオンタイムで発信する予定です。 お楽しみに〜★

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          NATURAL HAIRについてのアンケートまとめ

          *この記事は2020年4月にWix blogにて公開されたものです。 先月半ば、主に日本在住の黒人ミックスの10代、20代の男女に協力をしていただきアンケート調査を実施しました。回答をしてくれた90%以上の方が、お母さんが日本人、お父さんがアフリカ人またはアフリカンアメリカンでした。 まず、髪の手入れについて誰が何歳くらいまで手伝ってくれていたかという質問について。 17.3%の人が自分で手入れをするしかなかったそうです。手助けをしてもらっていたという人は、ほとんどが小学

          NATURAL HAIRについてのアンケートまとめ

          アフロコームの歴史

          *この記事は2020年3月にWix blogにて公開されたものです。 1970年代のアメリカで公民権運動が盛んな頃、それまでは封印されていた地毛のテクスチャーをあえてアピールするアフロヘアが流行しました。このムーブメントは、単にオシャレとしてではなく黒人としてのアイデンティティを誇示するため✊そこでアフロヘアをキープするためのアフロコーム(アフロピック)も必然的に大流行。そのアフロコームを髪に刺しているのも当時は政治的な意味もありました👍 2枚目の画像右は約5500年前のエ

          アフロコームの歴史

          ドレッドの呼び方

          *この記事は、2020年1 月にWix blogにて公開されたものです。 ■ HBAブラックヘア知識編04 ■ ドレッドには、[怖い]とか[恐れる]などの意味があります。 日本ではスタイリッシュなヘアスタイルとして好む人も多いので、なんで怖いの?と思われるかもしれません。日本では、ロックスといってもあまり伝わらないので、ドレッドを使いますが、アメリカではほとんどの人がロックスと呼んでいます。ロックスは、Locs又はLocksとスペルし、意味は[固まる]や[固着]。髪の毛が

          ドレッドの呼び方

          エクステのテクスチャーを頭文字にすると、、、

          *この記事は、2020年1月にWix blogにて公開されたものです。 ◾️HBAブラックヘア知識編03◾️ エクステのテクスチャー頭文字で略されていますが、何の略かわかりますか❓ 左から BW→Body Wave(ボディウエーブ) LW→Loose Wave(ルースウエーブ*ルーズではありません) DW→Deep Wave(ディープウエーブ) LD→Loose Deep(ルースディープ) WW→Water Wave(ウォーターウェーブ JC→Jheri C

          エクステのテクスチャーを頭文字にすると、、、