熱海凌とは何者なのか?
ご覧いただき、ありがとうございます。熱海凌という存在を見つけたけど、何をしている人なの?何をしてきた人なの?という方向けのプロフィールページです。
◆概要
熱海凌は、「人間としてどのような生き方が可能なのか、とにかく試し続ける」をテーマに、様々な領域で制作活動を行ったり、行わなかったり、料理やコーヒーなど暮らしに紐づくものをとにかく深めている一人の人間です。
人間社会から解脱も特にせず複雑な生き様のまま生きる様が、毎日の複雑なコミュニケーションに疲れた人たちを癒やすことに定評があります。
複雑なことを複雑なままにしていても説明が難しいので、この記事では活動をいくつか分節してみようと思います。
1.アーティスト
コンテンポラリー・アートの作家として活動しています。混沌とした空間に身を置いて合気道のようにインスタレーションに反映する作風を得意としています。
家がなくなる展「ディアスポラ前夜」
取り壊しが決まり、怖い人達に退去強要された家で展示を行いました。
来場者が展示を見ながら寛ぐさまはホームパーティのようでした。
潜在性のけもの(展示)
横浜の書店からのご依頼で書籍をセットにした展示を行いました。
作家に与えられた空間は壁の一面と書籍の紙幅のみ。通常営業する書店の売り物たちとアテンションを奪い合いながら展示が行われました。
差異の河原/re:write=re:live/進化の躍動
取り壊しの決まった友人宅兼ギャラリーを文章で埋め尽くし、ハンマーと筆で書き直すパフォーマンスを上演しました。振り付けに紙と水のジャグリングを含みます。
その他、アーティスト・イン・レジデンス等に参加しつつ、のびのび作っています。
2.散文を書く人
潜在性のけもの(書籍)
横浜の書店でローンチされたインディペンデント出版部門の刊行物として個人誌を発行しました。
たくさん注釈の付いたとりとめのない散文で、ジャグリング、旅、海との絆、新薬の開発、バレエ等、たくさんのライフワークを続けた先に見えるものを探ります。
かわいいウルフ
作家ヴァージニア・ウルフを特集した商業刊行物で、「ゆれうごく空間のブリコラージュ」という文章を寄稿しています。
刊行記念トークイベントの様子:
大学は理系だったのですが文学系の学部の先生にも面倒を見てもらい、神経科学と文芸批評の両方で学部の卒論、修士論文を書きました。その頃は友人と文芸批評や非科学現象についての同人誌を作っていました。神経科学の論文もpublishされているので、本名を知っている人はPubMedで探してみてくださいね。
3.ジャグリングをしながら踊る人
世界最大級のジャグリングイベントで"clu舞" のパフォーマンスを上演
クラブジャグリングとクラシックバレエをベースに、それらを両立しながら両方とも無効化する"clu舞"というスタイルのおどりをしています。
スペインで行われたEuropean Juggling Conventionで披露したところとても好評でした。その他にはどのような場所で発表するのがよいか、パッケージ化の方法も含めて慎重に模索中です。(定期的に劇場で自主企画を上演したい気持ちがあるため、気になる制作の方はご連絡ください。)
考え方については下記のノートに詳しく記載。
2023年8月追記:再びヨーロッパ、今度はポーランドで新作を上演してきました!
5つのジャンルを掛け合わせたパフォーマンスチーム
ヒューマンビートボックス、フリースタイルバスケットボール、フリースタイルフットボール、ブレイクダンス、ジャグリングのクロスジャンルパフォーマンスチームを組んでライブハウスで活動していました。
今見ると荒削りですが、助成金とか関係なく楽しくたくさんのジャンルでコラボしてるのは途方もない感じもする……。
4.どこにいるのかよくわからない人
国内外問わず、よく旅に出ています。特に海外は35ヶ国程度渡航しました。イスラエルとパレスチナがバチバチやってるところにも行ったので国という概念も不確かなものだと思っていますが、これも仮置きの指標として。
行ったことのある地域(海外)
アジア:ネパール、インドネシア、台湾、韓国
ヨーロッパ:ドイツ(留学)、ロシア、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、ポーランド、エストニア、オーストリア、ハンガリー、クロアチア、モンテネグロ、ボスニアヘルツェゴビナ、アイスランド、スロバキア、イギリス、スペイン、ポルトガル、フランス、スイス
アメリカ:USA(留学)、メキシコ
中東:ヨルダン、イスラエル、パレスチナ、アラブ首長国連邦
その他:スヴァールバル諸島
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