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EJCリアルタイム紀行文 Jul-29

ついにEJCが始まる。

ホテルから会場への道で早速イスラエルやベルギーのジャグラーと談笑。イスラエルのエルヴォイはIJC(イスラエルジャグリングコンベンション)以外の大きなイベントに参加するのは初らしい。IJC、超行きたい。2019年にイスラエル行った話をしたのがきっかけでけっこう盛り上がった。

開場まで1時間くらいあるので列に荷物を置いてジャグリングする。というか、まだ始まってないのに盛り上がってる風景が好きで早めに来たのだった。

クラブを投げてたら長髪のチルなお兄ちゃんたちが集まってくる。ファッションで自分の生きる世界観を全身で表現してタバコとか吸いながら悠々と投げてる感じがいいなあと思って見惚れてたら技を教えてもらう。割とすぐできるようになると綺麗にするコツや派生技も教えてくれた。めちゃくちゃ親切。

メガホンで自作の“we gonna start EJC”の歌を歌う人がいて、あまりの中毒性に口ずさんでしまう。誰かが"we gonna start…"とボソッと歌うと“EJC”と応じる流れもできた。

今回のEJCの開場待ちはキャンピングサイトのオープン待ちの要素が大きくてジャグリングホールには人が少ない。他にもアクロバットホールがある。アクロバットホールではエアリアルもできる。スペインの時はキャンプが早めにできたのでジャグリングしたくてうずうずしてる人が溢れかえっている感じだった。

まだ流してる人が多いなあ、と思っていたらガシガシ5クラブ 投げてる人がいた。話しかけてみたらInstagramで繋がっているエリオットだった。
いきなり5クラブ マルチのオールリリースパターンの話をしたり、6,7クラブへの派生の話をしたり、ウォーミングする前からハイカロリーな技で大いに盛り上がった。

「オープンステージ出るか迷ってるけどアクトがないんだよねー」と言うので去年EJCの間に作ってオープンステージ出た話をしたらその場でクリエイションが始まった。シーケンス志向でシーケンスやってる間もじっとしていられない人のジャグリングってなかなか制作過程を見られないので、なかなか勉強になった。手数と組み合わせの発想が柔軟すぎて本当にいい。

疲れてきたのでご飯でも食べにいくことにする。コンベンションサイト内で5ユーロくらいで大量のポテトフライとポーランド料理が食べられる。揚げ物ばっかりだけど安くてアクセス良いのは非常に助かる。

会ったばっかりなのに自然とご飯食べたり雑談したりしてる感じは本当に何度経験しても不思議だなあと思う。

けっこうパーソナルな話もしたし、メモはジャグリングのことばっかりになってしまった。

練習したりイシドラとそのボーイフレンドとエンデュアランスをしたりしてるうちにOpening stageの時間になる。ポーランドのサーカスコミュニティから9人の演者が演技する。アコギの生演奏とディアボロの演目、ラートの演目が好きだった。

急に後ろから「おはようございます!!」と言われてびっくりして振り向いたらマティがいた。マティは去年のEJCで知り合ってトゥールーズでも一緒に遊んだチリ出身のクラブジャグラー。チリの仲間を紹介してもらったり同じくチリ出身で去年もあったパブロと再会。リンゴ食べたりクッキー食べたりしつつカタコト英語と単語レベルのスペイン語と日本語ではしゃぐのが楽しい。同じくトゥールーズで遊んだマギーやシャイにも会った。

ジムでジャグリングする人も増えてきて交流を楽しむ。去年パリで会ったレオナルドとビールを飲んだりもした。

初日から情報量が多かった。

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