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どの情報がOKで何がダメなのか?規約違反にならないために

Kindleで出した電子書籍には、こんな話を載せました。私がUpworkの規約に違反してしまったために、アカウントの一時停止・反省文の提出・同時進行していたクライアントへ二次被害…散々だったわけです。

⇒【記事】誰にでも起こりうるトラブルNo.1👀アカウント停止⇒解除までの実例公開

月日が経って、Upworkの規約も日々変わっています。「あれ、前からこんなだったっけ?」と思うことも多々。

その中でも、一番フリーランスの中でもギモンに上がるのがこの話題。「クライアントと個人情報はシェアしていいの?」

全くダメではありません。アリです。条件を守れば、アカウントがBANされることなく連絡先をシェアして案件が受けられます。しかし、グレーゾーンでもあるため、注意してくださいね👀

✅Upworkでの個人情報とは何を指すか

  • 電話番号

  • Emailアドレス

  • 自宅の住所

  • 個人情報を入力させるようなフォームに飛ぶリンク(Googleフォームなど)

  • Upworkの外でproposalや応募をさせるようなサイトに飛ぶリンク

  • ハンドルネーム、ユーザーネーム、SNSのアカウント

  • その他のメディア、プラットフォーム、オンラインでコミュニケーションが取れるツールのID(SlackやSkypeなど)

ザっと上げると、個人情報だらけですね👀
クライアントのビジネスの規模に関わらず、毎日色んな種類の求人が投稿されているので、共有される情報の幅も広がるのはしょうがないのですが…

基本的には以上の個人情報をポートフォリオやproposalに含めるのは禁止とされています🚫

💡条件アリ!Upworkでよくシェアされる個人情報

  • ポートフォリオや過去の案件のサンプル

  • 案件に関わるウェブサイトのURL

  • 案件の詳細情報を含む書類やファイル

  • 法的な書類

個人情報シェア禁止って言ったって…翻訳なら原文のファイルが必要だし、SNSの運用ならアカウント名が必要だし、顧客リストやクライアントの住所も必要な時もあるかもしれない。

そこで上記のような情報をシェアする場合は、こんな条件がついています。

Users should not include or require contact information with these materials. If your portfolio or website contains contact information, you should advise your client or freelancer that they should only contact you through Upwork.

Upwork公式

「ポートフォリオやウェブサイトに直接連絡が取れるような情報が含まれてる場合は、Upwork上でやり取りするようにクライアント / フリーランスに伝えるべきです。」

正直、どこまでUpworkが細かく追って来れるかというのは未知数ではあります。が、プラットフォーム上でのやり取りを続行する上でのシェアはアリ、となっています。

✅垢BANされないために、絶対コレだけは徹底すること

それでも抜け道は存在します。が、いくら規約をすり抜ける方法があろうがUpworkで活動していく以上は、常に頭に入れておくべき鉄則が一つ!
それは…

💡契約前は個人的な連絡先を交換しない(記録に残さない)

It's against our TOS to share your contact information or to ask others to share theirs before a contract starts.

We provide secure tools for you to communicate directly from the Upwork platform, as described above. Once a contract is in place, you can choose to share your contact information and use other tools to manage your project, too.

Upwork公式

Upworkもボランティアじゃないので、利用するユーザーからはきっちり手数料を取りたいですよね。出来ることなら個人情報は片っ端から共有禁止にしたいでしょう。

いやいや、このオンライン副業時代そんなこと言ってられっか。ということで、つけた落とし前はココ。契約成立後の後ならプロジェクトに必要な情報を共有にするのはあなたの判断ですよ、というスタンスです。

👍メリット
・柔軟な対応でクライアントの満足度が上がる
・直接連絡先を交換することで、やり取りが楽になる、効率良くプロジェクトが進む

👎デメリット
・詐欺まがいの案件に引っかかり、個人情報を悪用される可能性がある
・Upworkはプラットフォームの外で起こるトラブルは関与できない

⇒【よく読まれている記事】海外Upworker達の叫び…詐欺案件被害者の会

✅私が5年実践中!自分の身を守るためのコツ

個人的には、オンラインで仕事をする以上は完全なる情報の管理は難しいと思っています。ましてやフリーランスや個人クライアントも集まるサイト、トラブルはある前提でいた方が、いざという時に初動が早いです。

そこで、私が意識しているコワザを紹介します。

①自分からは持ち掛けない
日本滞在中にガイドした家族のWhatsApp番号と3親等分の家族構成、タスクに必要なファイルを送るためのGmailアドレス、日本で電話をかける100人の顧客名簿リストなど、これまで色ーんなゴリゴリの個人情報をシェアしてもらってきました。

しかし、自らは積極的に聞かない、情報を求めないようにしています。

あくまでもタスクをこなすために必要なものとして共有し、「相手からそういう希望があったから対応した」とUpworkにいつでも言える姿勢をキープしておくのもアリです。

②Upworkの規約を守る姿勢をチャットに残す
もしトラブルに発展して、Upworkに介入してもらうことになれば。クライアントとのチャットのやり取りはぜーんぶ見られます👀

Upworkのオペレーターもたくさんいるので、問い合わせる度に違う人が履歴や会話を確認するかもしれません。その時に第三者から見たメッセージの内容が、自分を守ることになるんです。

言った・言わないのトラブルは記録が全て。心の中は180℃違っていても、チャット上ではきちんとUpworkの規約に準じる善良なフリーランスでいましょう✋

③腹括って自分の直感を信じる
何事も最後はコレ。

過去のクライアントで「銀座にある40万のダイヤのピアスをこれで買って国まで送って欲しい💎」と、クレジットカードの写真付きで番号とセキュリティ番号まで送ってきた人がいました。

「あ…何かヤバいかも…」と規約どころか法的にも危なそうで脳内がザワザワしたことがチラホラ。

やっぱりね、いくら外貨が稼げると言えども一線は引いておくべきですね。一度「怪しいな」と思ったら、その直感は当たっていることが多かったりするので、個人情報同様気を付けてUpworkライフを送りましょう💡

ちなみにココに書けないその他グレーの方法は、オンライン面談かオフレコで聞いてください✋

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