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エッセイ<世界の果て>

地球は丸いのだ。丸いだから、果てがあるわけがない。
わかっている。よくわかっていることではある。宇宙が大好きなので、丸め以外はあり得ないのもわかっている。
それでも、世界の果てが見たいのだ。

果てに何があるかわかっているから見たいというわけではない。
むしろ、何があるか想像もつかない。でも、果ては終わりとも思っていない。

人生の長い旅の終わり。終点の駅。物事は進められない場所。ではない。
果ては、ある意味限界だ。99までしかレベルアップできないゲームで、99になること。全てのスキル項目を獲得すること。ゲームのストーリーを進めることができても、もうこれ以上スキルもレベルアップもできない。
それはある意味果て。

いや、いや、いや。私が求めている果てはこういう果てではない。
永遠続く青空、跡のない真っ白な地面。地平線が存在しない場所。無限の可能性。
右にいっても、左にいっても、まっすぐいっても、斜めに進めていても、
地平線は近づくことがない。でも、丸い地球と違って、いずれスタート地点にまたたつことがない。ただ無限、無限に続く可能性。
そして、自分がその可能性に一歩また一歩を踏みながら、汚れがない地面に確実に跡を残す。
そういう果てだ、私がみたいのは。
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そしてエッセイを書くつもりで、ポエムになった気がするが、
誕生日まで後2日。ここで一度人生を目標を明確化にしてみた。
<世界の果て>をみたいのだ。
画像は生成AIです。Canvaで作りました。

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