1996年4月1日の朝、英国の新聞「ガーディアン」紙が『バッキンガム宮殿がインターネットにエリザベス女王のホームページを開設した』と報じました。

記事には、『アクセスすると、画面上のエリザベス女王が歓迎の言葉をかけ、バッキンガム宮殿の探索を楽しむことができる』、『アクセスした人に中から、勲章の授与も計画されている』なども書かれていたそうです。

共同通信はこの記事を日本国内に配信したのですが、この日の夕方、「ガーディアン」紙が、共同通信のロンドン支局に、『（エリザベス女王のホームページ開設は）事実ではない』と説明しました。

つまり、エイプリルフールの記事だったんですね。

それに気づかなかった共同通信は、記事の『取り消しとお詫び』を配信しました。
『英王室とインターネットの組み合わせがタイムリーで、英国流ユーモアが見抜けなかった』と、共同通信はコメントをしたそうです💦。

ちなみにフランスでは、エイプリルフールを、４月の魚と言うそうです😦。

■引用資料
読売新聞1996年4月2日紙面