見出し画像

【英文法の小径】may/might/could〈助動詞〉その三

The information might/may not be correct.

現在の可能性にせよ、未来の可能性にせよ、可能性の内容は肯定(「〜である/〜する可能性」)とは限らない。否定内容の可能性(「〜でない/〜しない可能性」)について述べるときには may/might の否定形 may not (mayn't) /might not (= mightn’t) を用いる。やはり、話し手に確信はない。おや、could がない?

There couldn’t be life on Mars.

実は可能性を表す could の否定形 couldn’t を用いると、可能性を否定することになるのです(ただし、これには異論もあるようだ)。よく目にする日本語訳は「〜のはずがない」。そう、このとき話し手には強い確信がある。例文の話し手の手元には、火星に生命が存在する可能性を否定するのに十分な証拠があるのだろう。

ここで再び、ぼやきたくなりますね。あ〜、助動詞っていうのは、なんて面倒なんだ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?