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【英文法の小径】would〈助動詞〉

今回は、現在形 will の意志や習慣を表す用法に対応する、過去形 would の使い方について見ていきましょう。

a.  She wouldn’t accept my apology.
b.  The door wouldn’t open.

would も will 同様、過去における主語の意志を表すことがあるが、その場合は例文 a. のように、たいてい否定形 wouldn’t で用いて、拒絶を表す。「彼女は私の謝罪をどうしても受け入れようとしなかった」

例文 b. のように、無生物についても用いるのは will と同じ。押したり蹴ったり肩をぶつけたりしても「ドアはどうしても開かなかった」

My mother would bake cookies on Sundays.

過去の習慣について述べるのに would を用いると、過去を懐かしむ気持ちをよく表すので、物語などにおいて思い出を語る場面で使われることが多い。「日曜日には、母がよくクッキーを焼いてくれたものだ」

なお、この would は[used to](used to・その二)とはちがって、今では存在しない過去の状態を表すことはできない、言い換えると、状態を表す動詞と共に使うことはできないことに注意。
We used to live in a very small village.
We would live in a very small village.

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