今回は［used to］の否定文と疑問文における形の確認です。

I didn’t use to like broccoli.
Did you use to live in Tokyo?

一般的には、普通動詞として扱って否定文や疑問文では ‘did’ を用います。なお、'I didn’t used to' や 'did you used to' のような綴り（過去形が２つ連続する）を目にすることもありますが、これは多くの人が正しくないと感じているようです。

She used not [usedn't] to drink coffee.
Used you to play tennis at school?

特にイギリス英語では、きわめて改まった形式として［used to］を一つの助動詞のように使った（‘did’ を用いない）文も認められます。ただし、疑問形はごくごくまれです。

You used to smoke, didn’t you?
You didn’t use to like [used not to like] him, did you?

付加疑問は ‘did’ を用いるのがふつう。

いずれにせよ、［used to］が否定文や疑問文で用いられる頻度は肯定文の場合に比べると低いと言えるかもしれません。