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情けは人のためならず

仕事でもプライベートでも、とにかく飲み会的なものの機会が多いので、なかなか太りそうな生き方になっている今日この頃です。
良い歳なので、まぢで健康に留意しないとあかんなと思うんですけど、いかんせん、お誘いも多いし、やはり、楽しいということもある。

じゃぁ、そんな飲み会的な場所にのこのこ出掛けて行って、何してるのかというと、そりゃもちろん、酒飲んで飯食ってるんですけど、7-8割の飲み会では「困りごとの解決について話し合っている」んですね。

なんせ、職業がコンサルタントなもので、とにかく「課題を見つけたら、なんとかしないといけない」という課題解決思考が迸るわけです。
酒が入ると、さらに暴走します。

そもそも、人よりも「言語化能力」「論理構造能力」が高いというか、むしろ、そこの一点突破でおまんまを食ってるので、酔うと、そこにブレーキがかからなくなるんですよね。(とはいえ、仲の良い人とかじゃないと、さすがにやらないですよ。空気は読む。)

そんなわけで、大抵の場合、何かしらの困ってるとな、悩んでるとか、(主に仕事の領域に関する)そんな話を聞いては、ああでもないこうでもないと話しをしています。

もちろん、解決に至る場合も、そうでない場合もあるんですが、「ガチで困ってる」ような場合には、7-8割は、原因特定と解決方針策定くらいまでは、辿り着いてると思います。

こういうことを10年以上も(コロナ禍において、一時期頻度は下がったけれど)繰り返しているなかで得られた結論は、「オフライン」で会って、あれこれ話すことで、言語化されていない情報も含めて、いろんな知識を得ることができるのは、とても有意義である。ということです。

先ほども書いたように、こちらが一方的にアイデアや考え方などを出して、価値提供をしてしまっているケースも多いのだけど、こういう時に(別に利他の精神というわけでもなく)、先方がそれに対して感謝や恩義というようなことを感じてくれるだけでプラマイゼロ、むしろプラスなんだよね、と感じます。

加えて、その場でなにかしらの価値を出すためには、彼らのビジネス上の困りごととか、関心ごととかを真剣に聞く必要がありますから、いろいろな立場や環境の生の情報を得られるわけです。
これは、僕にとって、めちゃめちゃ価値が高い。
コンサルタントという仕事において、他人の職業人生を理解することの価値は、果てしなく大きい。

そんなわけで、飲みに行って増えているのは、必ずしも体重だけではないんだよなと思うわけです。まぁ、できることなら、体重は減らしたいんだけども。

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